先週、ロンドンで開催された金融サミットでは、相変わらずミシェル・オバマ夫人のファッションが話題になっていた。一方、ファーストレディー時代には、ミシェル夫人と異なりそのファッションセンスには「?」がつけられたヒラリー・クリントン国務長官。
しかし、今やヒラリー氏のファッションは、ミシェル夫人とは違った形で、全米の働く女性に影響を与えている。それはなぜか。
先週の記事でも紹介した拙著『キャリアウーマン・ルールズ』(KKベストセラーズ)の取材をしていた時、ヒラリー氏は働く女性のファッションに多大なる影響を与えていたことに気がついた。
最近、パンツスーツを格好良く着こなしてバリバリと楽しそうに働く女性の姿、よく目にしますよね。日本では、黒やグレー、アイボリーといった色のパンツスーツが主流でしょうか。
オフィス街だけではなく、ファッション雑誌のモデルたちも颯爽と着こなしている。政治家でも小渕優子少子化担当相や小池百合子元防衛相などが、シンプルなパンツスーツ姿をよく披露している。
今ではそれを当たり前のように見ているが、公の場で女性がパンツスーツ姿で現れるようになったのは、最近のことだ。そして、その立役者こそが、ヒラリー氏だったのです。
ヒラリーと黒のパンツスーツ
ヒラリー氏は、ファーストレディー時代に上院議員立候補するという前代未聞の試みをやってのけ、成功した。彼女のそうした動きに、「それって、夫の七光りを使った禁じ手じゃないの」という突っ込みも入れたくなる。
だが、米国ではこんな批判の声はほとんど聞かれなかった。もともと夫以上に政治手腕があると見られていたこともあり、彼女の立候補は米国人にとっては、サプライズでもなんでもなかったようだ。
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明治大学経営学部卒業。松下政経塾、プリンスト大学、ジョージ・ワシントン大学客員研究員などを経て現在に至る。政策、研修企画、広報戦略などのコンサルティングを行っている。主な著書に『

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