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仕事に身が入らない「婚活にハマリーマン」

2009年4月14日(火)

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 前回は、女性上司に叱られて男泣きする「男泣きリーマン」をご紹介しました。たくさんのコメントをお送りくださり、ありがとうございます。

 上の世代の皆さんからの、「うちにもこういう人、いる」「同じような声を聞いて、スッキリした」とのお声に、本当に励まされました。

 一方で、困リーマンと同世代の皆さんからは「僕は上の世代がよく分からない」「僕らより、バブル世代のほうが(職場で)よっぽど使えない人たちだ」とのご指摘も頂き、「そうかもなぁ…」と、我がこととして反省しました。

 ぜひ今後とも、たくさんのご感想をお寄せください。

 さて、今回登場する「困リーマン」は、こんな彼です。

ケース2: 「婚活中なんで、お先に失礼します!」を連発する彼

 私が最近困っているのは、いつも早帰りする男性社員ナカムラ(30代)。なんでも「婚活(後述)中」だそうで、毎日のように「お先に失礼します!」を連発します。浮ついて仕事に身が入らないようなので、「ここは、先輩の俺がひと肌脱ぐか」と思って、別の部の女性社員に声をかけて、ナカムラも含め3対3の合コンをセッティングしてやりました。

 ところが合コンの翌日、女性チームに「どうだった?」と聞くと、メアド(メールアドレス)の交換すらしなかった様子。慌ててナカムラを呼び出すと、「合コンって、終わった後の、男だけの反省会が一番盛り上がるんスよー」と笑うのです。

 彼の婚活を応援しようと、せっかくムリ言って女性社員を集めたのに…。私の立場はどうなるのでしょうか。

(電機メーカー勤務・ワタナベ・45歳)

 昨年の新語・流行語大賞にノミネートされた、「婚活」。中央大学の山田昌弘教授(社会学者)が、著書『「婚活」時代』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、ジャーナリストの白河桃子さんと共著)で、「これからの時代は『就活(就職活動)』と同様、『婚活(結婚に向けた活動)』をしないと、結婚できない」と提言し、「婚活」という言葉が社会現象にもなりました。関連のテレビドラマもNHK総合でスタート、フジテレビでも来週始まります。

 国勢調査などの資料によれば、現在、日本の30代の男性は、3人に1人が未婚。中でも東京都在住の男性では2人に1人が未婚です。生涯未婚という男性も、すでに6人に1人いて、将来的には「男性の3~4人に1人が、一生に一度も結婚しない」とまで言われる時代。

 ちなみに「未婚」の中には、バツイチ、バツニの男性は含まれません。つまり「独身」ということになると、さらに数は多いわけです。

 だからこそ20~30代半ばまでの「困リーマン」世代には、「今から婚活しないとヤバイ!」と焦る男性も多いもの。中にはナカムラさんのように「婚活」と称して、合コンという名のイベントにハマってしまい、夕方ともなるとソワソワし始める男性もいるようです。

イラスト:小迎 裕美子

 例えるなら、「婚活にハマリーマン」。

 私が先日出会った、NPO法人(特定非営利活動法人)のサワダさん(20代)も、そうでした。普段の仕事は、無難にこなす彼。でもある日、上司や他社の人との打ち合わせの席で、堂々とこう言い放ったのです。

 「明日は大事な婚活なんで、5時半には会社出ますからヨロシク」

 次の瞬間、その場はシーン…。サワダさんが周囲のひんしゅくを買ったのは、言うまでもありません。上司は「婚活? そんなの土日にやれよ」とブツブツ。

 でも現実には、平日のアフター5に開催される合コンも多い。サワダさんとしては、事前に「婚活デー」をアナウンスすれば、より確実に(定時に)会社を出られる、と考えたのでしょう。悪気はなかったはずです。

コメント14件コメント/レビュー

社内で人事をやってますが先日の労働局の人との会合で、「今時社内で結婚を勧めたりすると、男女を問わず環境型セクハラになりますよ」とあっさり言われました。会社として公式に勧めるのはもとより、上司、同僚がそういうことをすることを「放置」してしまってること自体がアウトだそうです。当人が積極的に婚活を公言している場合は別ですが、消極的な沈黙は同意と見なされないとのこと。守秘義務と教えてくれなかったのですが、男子に対して結婚の勧めをすることが、結構トラブルになってるらしいです。世知柄い世の中だし、!?とも思うのですが、コンプライアンスに引っかかるのでは、会社の信用失墜につながることはやめた方がいいようです。問題は、私を含めて、頭の切り替えができていないことで、大丈夫かとも思ってます。(2009/04/15)

「牛窪 恵の平成“困リーマン”のトリセツ」のバックナンバー

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社内で人事をやってますが先日の労働局の人との会合で、「今時社内で結婚を勧めたりすると、男女を問わず環境型セクハラになりますよ」とあっさり言われました。会社として公式に勧めるのはもとより、上司、同僚がそういうことをすることを「放置」してしまってること自体がアウトだそうです。当人が積極的に婚活を公言している場合は別ですが、消極的な沈黙は同意と見なされないとのこと。守秘義務と教えてくれなかったのですが、男子に対して結婚の勧めをすることが、結構トラブルになってるらしいです。世知柄い世の中だし、!?とも思うのですが、コンプライアンスに引っかかるのでは、会社の信用失墜につながることはやめた方がいいようです。問題は、私を含めて、頭の切り替えができていないことで、大丈夫かとも思ってます。(2009/04/15)

結婚しない男は困リーマン、結婚を目指す男も困リーマン・・・。で、結婚が難しくなっているのは困リーマンの責任ではなく、社会情勢の変のせい・・・。なんか、困リーマンという企画にする意味がないような。ちなみに、男性が女性化すると日本が没落するというコメントがありましたが、没落することが悪いことだと思い込んでいるように感じます。没落して何が悪いのでしょうか? というか、高度成長以降、すでに没落が始まっていると思います。(2009/04/15)

自分の持ち分の仕事を期限内にきちんとやってくれるのなら、定時で帰ろうが5時におしゃれをしようが、暖かく見守れます。逆に、残業しないで仕事を完遂できる能力を褒めます!しかし、自分の仕事を満足にできず、放棄してまで合コンに行くようでしたら問題ですね。このような人は、彼女ができても結婚してもいろんな理由を付けて、仕事を放棄していなくなりそうです。(2009/04/15)

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