政府のエコカー買い替え促進策がまとまった。
新車登録から13年を超える自動車を廃車にして、2010年度燃費基準を満たすクルマに買い替える場合は25万円(軽自動車に買い替える場合は12万5000円)、廃車を伴わず、同燃費基準を15%以上上回る低燃費車を購入する場合は10万円(軽自動車は5万円)の補助が受けられる。
4月1日にはハイブリッド車などのエコカーを対象に、自動車取得税や自動車重量税の減免がスタートしており、苦境にあえぐ自動車産業にとって追い風になるとの期待がある。今回の買い替え促進策によって、政府は約100万台もの新車販売押し上げ効果があるとそろばんをはじく。
一連の施策はエコカーへの買い替え促進も目的の1つ。販売低迷に苦しむ自動車メーカーは、新車投入などの機会を利用してここぞとばかりに、燃費や排ガスなどの環境技術の優位性をアピールする。
燃費、環境は「トヨタ」「ホンダ」の2強
それでは選ぶ側の消費者は、どのメーカーが燃費や環境技術で優れていると見ているのか。「日経ビジネス」および「日経ビジネスオンライン」が実施した独自アンケート調査から探ってみた(調査の概要は文末参照)。
対象は日本の主要乗用車ブランド(軽自動車主体のスズキ、ダイハツ工業を除く)と日本で人気の高い主要ドイツ車ブランドの合計11ブランドとした。
右の表から分かるように、燃費、環境技術ともに高い評価を得たのが「トヨタ」と「ホンダ」。両ブランドとも約半数の回答者が「優れている」と答え、他ブランドを大きく引き離している。ユーザーからの評価だけでなく、非ユーザーを含む全回答者の見方でも同様だ。
燃費については若干ホンダの方が高い評価だった。コンパクトカーから高級セダンまでフルラインで揃えるトヨタに比べ、商品群が小型車中心であることが燃費のイメージにプラスに働いたと見られる。
環境技術については、トヨタが上回った。1997年の初代「プリウス」発売後、ハイブリッド車市場をリードしてきたことが、こうした結果につながっていると言えそうだ。
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