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【隠れた世界企業】中小9社で中国へ共同進出

木曽路物産(岐阜県恵那市・食品添加物の輸入販売など)

2009年4月17日(金)

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中小企業が集まり共同出資会社を作り、中国の内モンゴル自治区へ進出。現地の素材を使って醤油や味噌を製造し、世界各国へ輸出する。素材の日本への輸入や、日本食材の中国向け輸出で事業を拡大する。

 東京都文京区の東京メトロ有楽町線・護国寺駅の近くにあるラーメン店「ちゃぶ屋」の本店。客が店の外で列をなす有名店の1つだ。明星食品と組んでカップ麺を出したこともあるので、それを購入して口にしたことがある人もいるだろう。

 原材料にこだわっているというこの店が使う中国産の材料がある。モンゴルに隣接する内モンゴル自治区で採取された炭酸ナトリウムだ。ラーメンの麺を固めるための「かんすい」に使っている。

中国から輸入した重曹で作った台所洗浄用のパウダーを持つ木曽路物産の鹿野正春社長(左から2人目)ら (写真:上野 英和)

 この炭酸ナトリウムを内モンゴルから輸入販売しているのが、岐阜県恵那市にある木曽路物産だ。

 同社は、中部地方有数の観光地である恵那峡で料理店を営んでいた鹿野正春社長が1975年に設立した。本業は、山菜おこわや五平餅といった郷土料理の製造販売。百貨店の大丸東京店の食品コーナーなどにある直営店やフランチャイズチェーン店で扱っている。

内モンゴルで食品事業を展開

 その一方で、炭酸ナトリウムのほか、塩や重曹(炭酸水素ナトリウム)、クエン酸などの食品添加物を内モンゴルから輸入販売する事業も手がけている。

 内モンゴルが関係する事業はこれだけにとどまらない。有機農法で栽培した米や大豆、麦を使って味噌や醤油などを製造し、中国国内や欧米、東南アジア諸国へ輸出している。

 もっとも、この味噌と醤油の製造は木曽路物産が単独で行っているわけではない。岐阜県内外の食品や醸造会社など9社、そして内モンゴル自治区政府と共同で設立した合弁会社「万佳食品有限公司」が手がけている。

 生産した味噌や醤油の8割は日本に輸出し、残る2割は中国国内やほかの国へ出荷している。

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「【隠れた世界企業】中小9社で中国へ共同進出」の著者

中野目 純一

中野目 純一(なかのめ・じゅんいち)

日経ビジネス副編集長

2012年4月から日経ビジネス副編集長。マネジメント分野を担当し、国内外の経営者、クリステンセン、ポーター、プラハラードら経営学の泰斗のインタビューを多数手がける。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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中村 克己 元ルノー副社長、前カルソニックカンセイ会長