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第16話 熟女パワー開拓に走り回る30代スタッフ

  • 出井 康博

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2009年4月17日(金)

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 次期衆院選に挑戦する民主党新人候補・B(30代)の事務所に4月、4人目となる常勤スタッフが加わった。これでスタッフの人件費は、パートを含めて月120万~130万円になる。

 Bの資金繰りについては第7話でも触れたが、党本部から支給される交付金だけでは足りず、父親から借りた3000万円に頼っている。Bは政治家2世でもなく、特定の後援組織もない。“フツーの”若者が国政に挑もうとすれば、資金の問題は大きな壁なのだ。

 そんな厳しい資金状況の中、なぜ、これほどのスタッフがBには必要なのか。新人スタッフ・J(30代)の1日に密着した。

10年勤務した地方公務員生活で感じた高卒の壁

 午前6時45分、背広姿のJがもう1人のスタッフと駅前に現れた。午前7時から始まるBの演説の前に、ノボリやマイクなどを設置するためだ。

 「本当は候補者(B)が来る前に準備を済ませて、ビラを配り始めていなくちゃならないんです。でも、今日は少し到着が遅れてしまいました」

 Bは平日の朝、選挙区内のどこかの駅で演説をする。場所によっては車で1時間近くかかることもあるが、Jは他のスタッフと交代で週に2~3日は同行する。Bがマイクを握っている1時間は、駅の利用客に「おはようございます!」とあいさつを繰り返し、ひたすらビラを配る。

 Jは高校卒業後、地方公務員となって約10年勤めた。仕事面で問題にも気づくようになったが、発言しようにも「高卒」という学歴がネックとなった。学歴など関係ない政治の世界で、役所の人間を見返したい。そんな思いもあって公務員を辞め、ある政治家のスタッフとなった。

コメント2件コメント/レビュー

政治家を目指した理由が情けないと思った。高卒で役所の中では身分が低い、見返したい、なんて、自分の虚栄心を満足させるためだけか、と、少し冷めた目で読んでしまった。小学生が、政治家は芸者を買うものだと言ったという大正時代から、日本の政治家は腐敗したまま澱み続けている。その腐敗臭に我慢できない正常な人間はおそらく政治家にはなれないのだろう。(2009/04/17)

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いただいたコメント

政治家を目指した理由が情けないと思った。高卒で役所の中では身分が低い、見返したい、なんて、自分の虚栄心を満足させるためだけか、と、少し冷めた目で読んでしまった。小学生が、政治家は芸者を買うものだと言ったという大正時代から、日本の政治家は腐敗したまま澱み続けている。その腐敗臭に我慢できない正常な人間はおそらく政治家にはなれないのだろう。(2009/04/17)

近頃の選挙では公約に「病院」を含めた候補者が当選し、病院を何とかすると言ったのにどうにもならないと地位の座から引きずり下ろされと、病院がネックになっていると感じます。何故病院が重要かと言うと、選挙に感心があって投票に行く層が高齢者が多い為、候補者も高齢者受けする公約を打ち出して来る訳です。若い人の為になる公約を打ち出しても得票が伸びないそうですね。実際当選して「さあ、病院です」と言った時の財源はと言うと若い人の納めた税金なのですが。(2009/04/17)

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