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ALSOKがコンビニATMの現金補充予測

約1万4000台を抱えるセブン銀行向けに提供

  • 川又 英紀

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2009年5月7日(木)

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 綜合警備保障(ALSOK)は2009年7月までに、ATM(現金自動預け払い機)の現金管理業務において、必要な紙幣の補充枚数を予測している「資金計画担当者」の支援システムを完備する。ALSOKは約1万4000台のATMを保有するセブン銀行から現金の補充・回収業務を一手に引き受けており、全国34カ所にある「現金センター」に合計42人の資金計画担当者を置いている。担当者はATMごとに異なる1万円札と1000円札の必要枚数を毎日予測し、補充指示を出す。この作業の大部分を「資金計画支援システム」を使って自動化し、担当者は予測が難しい一部の「癖のあるATM」の管理に時間を割けるようにする。

セブン銀行のATMに現金を補充・回収するALSOKの警備輸送担当者。必要な紙幣枚数は資金計画担当者とシステムで予測する

 ALSOKは2009年2月に、SASインスティチュートジャパン(東京都中央区)が提供している需要予測ツール「SAS Demand Driven Forecasting」を使って、一部の現金センターで資金計画支援システムの試行を開始していた。すると翌3月末までには、全体の約90%のATMについて、前日までの入出金の実績から翌日に必要な紙幣枚数を精度よく予測できることが確認できた。そこで7月までにすべての現金センターに支援システムを本格展開することを決めた。

 ALSOKの竹内崇・ATM業務室長は「資金計画支援システムで90%のATMの現金予測を自動化できれば、資金計画担当者は残り10%の“やんちゃなATM”の需要予測に集中できるようになる。これまで担当者はすべてのATMの現金予測に一律に時間を注いでいたが、支援システムが稼働すれば、人とコンピューターで得意分野を補完し合って対応できるようになる」と話す。

コンビニATMは1台ごとに「癖」がある

 セブン銀行のATM管理業務のためだけに設置されたALSOKのATM業務室の至上命令は、「より少ない現金で紙幣切れを起こさずにATMを24時間365日運営していく」ことである。これはつまり、最小限の「在庫」で売り場を保ちながら「欠品」も起こさないという小売業ならではの発想だ。その原点はセブン-イレブン・ジャパンの店舗運営にある。

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