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【隠れた世界企業】水道網をネットで遠隔管理

小松電機産業(松江市・シートシャッターと水道制御システム製造)

  • 橋長 初代=フリージャーナリスト

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2009年5月1日(金)

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防風、省エネ効果がある工場向け高速シートシャッターを海外展開する。パケット通信を使う上下水道管理システムは、全国自治体に好評を博す。「現場の悩みを解決する」を信条に、独自製品を考案する。

 宍道湖と中海に抱かれ、水の都で知られる松江市。ここにユニークな技術で市場を開拓してきたベンチャー企業がある。シートシャッターと上下水道計測・制御・監視システムを製造する小松電機産業だ。

 シートシャッターとは、人や車両を感知し、ビニール製のシャッターが瞬時に自動開閉する扉のこと。その速度はスチール製の約20倍という。外部の冷気を遮るなど防寒性、防風性に優れることから、空調効率を高めたい工場や倉庫の出入り口に多く使われている。また、防塵、防虫効果も高く、最近では食品の安全や衛生管理の面からも注目を集めている。

 同社が高速シートシャッター「門番」を発売したのは1985年。「当時は、スチール製しかなかった時代。高速で開閉するビニール製は食品や医薬品業界を中心にたちまち受注が増えていった」と小松昭夫社長は振り返る。

 現在、同社は国内で3割のシェアを持つ。累計販売台数は約12万台。その実績とノウハウを背景に開発したのが2008年5月に発売した最新モデルだ。毎秒2mの速さ(上昇時)で開閉でき、気密性と耐久性を高めている。

 他社製品との一番の違いは、シートの途中に何本かのパイプが挿入されていること。これによって風圧で揺れることがなく、高い気密性を保てるという。さらに最新型ではシートを巻き取るボックスやフレームにシール材を装着。空気の流入やホコリ、虫の侵入を徹底的に排除した。

 「社内試験では従来機比の9倍、他社比でも3倍と、気密性は格段に良くなっている」と、開発を担当した設計技術部の堀江好明氏は胸を張る。

 また、シートの摩耗や破れを防ぐため、シート両端にローラーを取りつけてフレームと接触しないように工夫した。同時に、下端部のパイプを大幅に軽量化。万が一、トラックがぶつかっても衝撃が吸収され、パイプやフレームの破損を防ぐ。

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