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ゆとり世代の配属が本格化

“新5月病”発生で現場は四苦八苦?

  • 鈴木雅映子

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2009年5月8日(金)

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 毎年ゴールデンウイークが明けると、新入社員が各部署に配属される。組織の新しい血となり活性化を促す、と期待されるのが新入社員だが、今年は指導係であるはずの配属先の社員が音を上げてしまうかもしれない。

 「働き始めていないとはいえ、もう少し今の経済状況を分かっていると思っていたが…」。新人研修を受託するリンクアンドモチベーションの水谷健彦取締役は嘆息する。

 水谷取締役が危機感を抱くのは、今年の新入社員の自発性に疑問符がつくからだ。同社では、新入社員が架空の顧客に対して企画を提案するというプログラムを提供している。顧客役の社員の反応を見ながら、新入社員は自分の頭で企画の過不足を考えて、改良を繰り返す必要がある。

 ところが今年、「いい企画ができそうにないから辞退します」というチームが出てきたという。その数は進行が遅いチームのうち1割程度と高い。「今まで辞退する社員を見たことがない。すぐに諦める部下を持つと、現場の指導係にはストレスになるのでは」と水谷取締役は懸念する。

過去と現在のギャップに悩む?

 企業側は業績悪化を受けて、「早く即戦力になれ」と例年以上の期待を新入社員に寄せる。新入社員の意識との差は広がるばかりだ。

 新入社員が“就活中”だった1年前、彼らは“モテモテ”だった。リクルートによれば求人倍率は2.14倍で、求人総数は調査開始以来の最高値。だから「雇ってもらっている感覚が薄い」(水谷取締役)。

20代のピースマインドへの相談件数の前月比伸び率

 だが、内定を出した昨年5月と比べると状況は一転。過去と現在のギャップに悩む新入社員が増える可能性は高い。「歓迎会がホテルの宴会場から社内での弁当に変わった」(広告、22歳)、「今年は志望が多い営業職の配属が急激に減るらしい」(商社、24歳)と既に不満・不安の声が出始めている。

 「自分が置かれた状況を受け入れられない新入社員が出てくるだろう」とカウンセリングを請け負うピースマインドの荻原国啓社長は言う。例年5月から6月にかけて同社に来る20代の相談件数は増える傾向にあり、今年は例年の1.5倍の勢いで伸びると見る。

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