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泡で染める白髪染め

団塊ジュニア世代がお得意様

2009年5月8日(金)

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 男性客が立ち寄ることは少ないが、ドラッグストアの店頭で、棚の一角を「髪染め」が占めている。茶色や栗色など思い思いの色に髪を染めるための「黒髪染め」もあれば、白髪を隠すための「白髪染め」もある。

 この市場が活況を呈している。

 牽引しているのが、花王が2008年10月に発売した白髪染め「ブローネ 泡カラー」。同社のこれまでの新製品と比べて3倍以上の売れ行きを維持し、白髪染め市場全体を10%程度底上げした。つまり、シェアを奪うだけでなく新規需要も取り込んでいる。

 価格はオープンだが、1100円前後で販売されている。白髪染め市場では、売価700円前後が主流。同社のこれまでの商品群と比べても4割ほど高い。長引きつつある消費不況でデフレの影がしのび寄る中、なぜこの商品は「値上げ」しても売れているのか。

泡で髪の毛を揉み込む
泡で髪の毛を揉み込む。20分後に、泡を洗い落とせば髪の毛が染め上がっている

 第1に、技術革新がある。従来の白髪染めは、液状やクリーム状の染料を、櫛やハケで髪の毛に撫でつけるように塗り込んでいく必要があった。櫛の扱いに慣れていないと、鏡を見ながらでも後頭部の髪を染めるのは難しい。液状の染料は頭皮を伝って垂れてしまうこともある。染めムラも生じやすい。

 そこで花王は、指で泡を立てて、その泡で髪を染める技術を開発した。洗髪する要領で満遍なく泡を立てるだけで、誰でもムラなく簡単に髪の毛を染められる。

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「泡で染める白髪染め」の著者

池田 信太朗

池田 信太朗(いけだ・しんたろう)

日経ビジネスオンライン編集長

2000年に日経BP入社。2006年から『日経ビジネス』記者として、主に流通業界の取材に当たる。2012年『日経ビジネスDigital』のサービスを立ち上げて初代編集長、2012年9月から香港支局特派員、2015年1月から現職

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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