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第4回 受けた「誤解」はすぐに解け!

  • 山田 ズーニー

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2009年5月11日(月)

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新人のころは人から「誤解」を受けやすい。
言動に注意するのはもちろんだが、
「誤解の解き方」を心得ておくと、いざというとき助かる!

新人はなぜ誤解されやすいのだろう?

「ちょっとしたことでも過剰反応され、
いちいち、うるさく注意される。
もう、ほっといてくれ!」

と言いたい新人もいるだろう。
でも、きみの職場の人たちが特別こまかいわけではない。

上司も先輩も実は、きわめて自然に反応しているだけだ。

なのに新人のきみにとって
過敏、過干渉におもえるのはなぜだろう?

「情報占有率」の問題だ。

たった1回、
きみがキャラクターに似合わない
おかしな言動をしたとする。
きみと10年来のつきあいの人なら、

「きみに関する10年分の情報」分の1。

過去のきみの人柄から割り引いて、
好意的に見てもらえる。
しかし、初対面の相手なら、

「きみに関する情報の100%」を占めてしまう。

たった1回遅刻をしたら「遅刻魔」、
たった1回派手な服を着てきたら「ハデ好き」、
たった1回先輩にタテついたら「あの新人はコワイ」、
こんな言われようも、「情報占有率」のイタズラだ。

自分のことをまだよく知らない人のなかで
もまれる苦労はここにある。

生まれてから一度もよその土地に出たことがない、
小学校、中、高、大とずっと似たような仲間と過ごしてきた、
という人は要注意だ。
「このくらいはゆるされるだろう」と思っている、
「このくらい」という基準がすでに
相当ゆるんでいる可能性がある。

「わかってもらえていた」人たちの中で、
ゆるされてきた「このくらい」の自分らしさからの逸脱、
それが新人の時期にはゆるされない。

新人の時期は常に「自分らしくある」こと。

「自分以下」になってはいけない。
でも「自分以上」になる必要もない。

最初がんばって自分以上を演じても。
それはそれで、かいかぶられてしまい、
以降、自分に要求されるハードルがぐっと高くなって
やりづらい。

この1回の服装、言葉、ふるまい、
情報占有率100%として判断されたとしても、
自分以上でも、以下でもない、
「これぞ自分」という状態をキープするのだ。

半年後には「等身大のメディア力」が築かれ、
ずいぶんやりやすくなっているだろう。

しかし、どんなに気をつけていても、
誤解をする人はいる。

小さな誤解を、「まあいいか」、
とそのままにしておくことはすすめられない。

コメント9件コメント/レビュー

これを新人に対してのアドバイスとだけ取らないほうがよいですね。新人さんにはこのままでよいのでしょうが、中堅以上となったつもりがあるのなら、昼食のねたに新人のメディア力を下げるような話をするなどはしてはいけないという逆さまの助言にもなっていますね。(2009/05/25)

「新人諸君、半年は黙って仕事せよ。山田ズーニーのフレッシュマンのためのコミュニケーション講座」のバックナンバー

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

これを新人に対してのアドバイスとだけ取らないほうがよいですね。新人さんにはこのままでよいのでしょうが、中堅以上となったつもりがあるのなら、昼食のねたに新人のメディア力を下げるような話をするなどはしてはいけないという逆さまの助言にもなっていますね。(2009/05/25)

ズーニーさんの視点には、目鱗のことがあります。でも、あまりに状況読みすぎで、嫌な大人になりそうですね。出世はするし、仕事はできる人になるんでしょうが。もっとストレートに自分を出して、ぶつかって、学んでいった方が良いような。そんな不器用な新人の方を助けいける上司になりたいです。(2009/05/14)

私は新人時代から先輩方に「生意気」や「変わっている」という評価を受けていました。逆に私は先輩方を「何様のつもりなのか。」と憤っていました。もちろん、新人と既存社員が同位にあるとは思っていませんが、既存社員は新人の「人格」や「尊厳」を認めていません。例えば職場でこのようなことがありました。私が膨大な書類の処理に追われているにも拘らず先輩社員はまったく手伝いません。私を指導する先輩がやってきて、「あれをやって。これやって。」と仕事を追加するのみ。この職場の新人に対する教育はなにもないのか!と憤っているところに、また先輩がやってきて「この仕事はこのように処理したほうが良いよ。」と助言されたものの、あまりの忙しさに適応力が低下し時間的な余裕さえ失っていたため、「あとで試してみます。」と応じたところ、先輩社員は激怒。言うこと聞かないとは何事だ!といった体で怒り出したのです。先輩社員を含め職場の人間は定時又は+30分程度で帰宅。私はというと21時~2時に帰宅するという有様。このような中での先輩社員の配慮のなさはあきれてしまいます。また、新人は先輩社員に絶対服従しなければならないという誤った思いが透けて見えます。受け入れる側の思い上がった感情、優越感は課題ではないでしょうか。(2009/05/13)

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