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【株価が語る】 ブリヂストン 「更新需要」と「素材安」が両輪

  • 江村 英哲

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2009年5月11日(月)

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 昨秋の金融危機から下降線をたどっていたブリヂストンの株価が、日経平均株価を追いかけるような上昇傾向にある。2月10日に前回発表(1月29日)の業績予想を上方修正してから、株価は回復基調に転じた。

ブリヂストンの株価推移

 2月19日に2008年12月期決算を発表した同社は、今期の見通しを、売上高で前期比22%減の2兆5300億円、経常利益を同73%減の200億円と厳しく見積もった。2008年12月期のEPS(1株当たり利益)は13.3円と、前期の168.7円と比べて経営が急激に厳しくなっている様子がうかがえる。

 しかし、PBR(株価純資産倍率)は、4月30日現在で1.16倍で、企業の解散価値とされる1倍を上回っている。国内大手タイヤメーカーの住友ゴム工業が0.98倍、横浜ゴムが0.86倍と1倍を割る中、市場はブリヂストンの堅実さを評価している形だ。

新車需要減、影響は限定的

 野村証券金融経済研究所の森脇崇シニアアナリストは「危機に対して的確な対応をしている。中期的な経営も心配する点は少ない」と評する。

 例えば、国内では、今年7月までに全国に18社ある販売会社を5社に集約。また、摩耗した大型タイヤの表面を張り替えるリトレッドタイヤ事業を年末までに全国8カ所に展開する。海外でも、米部品工場を昨年7月に閉鎖した一方で、中国では、江蘇省の工場の生産能力を2011年下期に1.5倍に引き上げる計画を発表した。

 ブリヂストンは売り上げの4割以上を北米市場で稼ぐ。ドルに対する1円の円高で年間の売上高が180億円減るため、今期は前提となる為替レートを1ドル=85円(前期1ドル=104円)と高めに設定している。1ドル=100円近辺まで進んだ円安が続けば、厳しく見積もった経営計画よりも収益が上振れする方向に働きそうだ。

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