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第5回  聞き上手になるには「おかん」に学べ!

  • 山田 ズーニー

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2009年5月18日(月)

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新人に必要な「聞く力」とは、
国語で満点を取る力ではない。

「おかん」のように話を聞く力だ。

関西では、母のことを、尊敬をこめて「おかん」と呼ぶ。
「おかん」は、実はいい言葉なのだ。
あとで理由を述べるが、あえてこの言葉を使わせてもらう。

今日は、上司や先輩から信頼される
「人の話を聞く技術」を紹介する。

新人のなかに、この3つにあてはまる人はいないだろうか?

ちゃんと話を聞いているにもかかわらず、
上司や先輩から、
「人の話、ちゃんと聞いてる?」
と確認されてしまう。

「人の話をちゃんと聞け!」
と注意されたことがある。

わかりきったことをくどくど言われたり、
同じ話を何回もされてしまう。

とくに3番目の、
わかりきったことをくどくど説明されたり、
同じことを何回も何回も言われたりで、
「もう、うんざりだ。
うちの上司はクドイ。うざい」
と思っている人もいるんじゃないだろうか。

しかし、きみの上司が特別クドイわけではないのだ。

人が同じことを何度も言うときは、
「相手に話を聞いてもらえている実感がない」ときだ。

そう、きみの聞き方は相手に不安を与えている。

「ちゃんと聞いてるか」とよく確認される人、
「人の話をちゃんと聞け」と注意される人も同じだ。

相手に、聞いていることを証明しながら聞く。

これが、まだ信頼関係を築く途上の新人には、
とくに求められる聞き方なのだ。

でも、「聞いていることの証明」ってどうすればいいのだろう?

そもそも、きみは人の話をどこで聞いている?

「耳に決まってるじゃないか!」
と怒らないで、もしそうだとしたら、今日から、

「目」で聞いてほしい。

コメント6件コメント/レビュー

いつもは同意できるのですが、今回はできませんでした。私は比較的頭の回転が速いので、要約することはできます。ですが、要約したら相手が不愉快になった経験が多々あるのです。ひとことでまとめてほしくない人もいるんですよね。(2009/05/27)

「新人諸君、半年は黙って仕事せよ。山田ズーニーのフレッシュマンのためのコミュニケーション講座」のバックナンバー

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

いつもは同意できるのですが、今回はできませんでした。私は比較的頭の回転が速いので、要約することはできます。ですが、要約したら相手が不愉快になった経験が多々あるのです。ひとことでまとめてほしくない人もいるんですよね。(2009/05/27)

この場合とはいいませんが、往々にして上司の能力にも問題がある場合もあると思います。やたら話が散漫で長く、自分でもよくわかっていないかも知れないくせに、相手がそれを要領よくまとめられないと切れるというような、団塊世代を中心によく見られるタイプのようにも思います。そういう上司の顔色を伺いながら出来るやつと思ってもらえるように努力しなければならない新人も大変だなと感じました。(2009/05/25)

私はなまじ学力があるのでそれに頼ってしまい、竹下君になってたかも? いつも松山君になりたいっす。(2009/05/20)

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三品 和広 神戸大学教授