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新世代DVD規格、再対立

反ソニー陣営が、中国で敗者復活

  • 広岡 延隆,中島 募

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2009年6月3日(水)

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 HD-DVDの撤退によりソニーなどが主導するブルーレイ ディスク(BD)勝利で決着したはずの新世代DVD規格争いに、異変が起きている。

 舞台は13億の人口を抱える中国市場。中国政府機関は新世代DVDの独自規格「CBHD(チャイナ・ブルー・ハイ・ディフィニション)」を打ち出し、その対応プレーヤーを、中国のTCL集団と江蘇新科電子集団が4月末に相次ぎ発売した。米映画大手ワーナー・ブラザーズもCBHD支持の姿勢を打ち出しており、年内に「ハリー・ポッター」など100タイトル以上の人気映画ソフトを揃える。

HD-DVDを基に独自規格

 独自規格とは言うが、使われているのは、世界でBDに負けたHD-DVDの技術。BDをソニーとパナソニックなどが提唱していたのに対して、HD-DVDは東芝が主導していた。

CBHDの製品発表会
4月22日に北京市でCBHDの製品発表会が開催された

 「HD-DVDは死んでいない」。東芝と一緒にHD-DVDを支えてきたディスク製造大手、メモリーテックの川崎代治社長は気炎を上げる。

 CBHDは、コピー防止機能などで中国の独自技術を一部採用しているが、HD-DVD規格をほぼ踏襲している。実は、HD-DVD陣営が打倒BDを目指して、積極的に中国企業へ技術情報を提供した経緯がある。東芝でHD-DVD事業を牽引してきたトップ技術者も、メモリーテックに移籍し中国側への技術供与に協力してきた。

 CBHDディスクの製造は、メモリーテックと中国音楽・映像大手が設立した合弁企業が一手に引き受ける。メモリーテックは現地の映像編集(ポストプロダクション)会社にも資本参加し、CBHDの映像コンテンツを充実させる。初年度1000万枚の出荷を目指す。CBHD生産は現行DVD向け生産ラインを改修すれば流用が可能で、初期費用の負担が少ない。

コメント6件コメント/レビュー

別に話自体は「EVD」(07年頃~)の延長線上で「今になって」ではないでしょう。IT系メディアでは以前から報道されてたことですし。日経的には「今になって出た話」なのかもしれませんが…。(2009/06/09)

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いただいたコメント

別に話自体は「EVD」(07年頃~)の延長線上で「今になって」ではないでしょう。IT系メディアでは以前から報道されてたことですし。日経的には「今になって出た話」なのかもしれませんが…。(2009/06/09)

中国に技術供与して巻き返しだなんて、本当に愚かな人達が居るんですね。中国を巻き込まず、BDの次世代かもっとイノベーティブなメディアで勝負するのなら彼ら自身のみならず業界やユーザーの利益になるのに。中国側に利用されて、何の利得も得ないうちに捨てられてしまうのが目に見えます。CBHDの特許をHD-DVDの諸特許とクロスライセンスとして、中国企業のライセンス料支払いを避ける目的でしょうから、彼らはCBHDの特許によるライセンス収入は得られず、製品にても政府の優遇策を受ける中国企業に市場から駆逐されてしまうと。BDへの単なる意趣返しで新技術開発の自殺みたいな行動を止めさせる方法は無いものでしょうか?(中国が主導権を取ると技術開発が停滞するのは明らかです)(2009/06/03)

HD-DVD陣営は中国に魂を売ったのか?BDに勝つために、日本を売ったのか?(2009/06/03)

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