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家事、踏み台、介護…。“おひとりさま”の直面する問題とは

上野千鶴子さん×深澤真紀さん(第4回)

  • 深澤 真紀,橋中 佐和

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2009年6月11日(木)

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──日経ビジネスオンラインで様々な連載を執筆中の深澤真紀さんと、深澤さんのメンターとも言える東京大学大学院教授の上野千鶴子さん。お2人の著書をサカナに、今回も“おひとりさま”と人間関係のメンテナンス術についてお話しいただきます。

おひとりさまの老後』(法研)を手にする上野千鶴子さん(右)と、最新刊『自分をすり減らさないための人間関係メンテナンス術』(光文社)を持つ深澤真紀さん(写真:花井 智子、以下同)

上野 『自分をすり減らさないための人間関係メンテナンス術』(以下『メンテナンス術』)にはいろいろ感心させられましたが、ちょっと違和感を感じたところもありました。ジェンダーについて、あなたは意図的にスルーしたでしょう。

 それは、「洗濯問題」。カップルの間で、どちらが洗濯をするかを考えるというくだりです。

コンビニのパックごはん、結構おいしいよ(笑)

深澤 相手が洗濯すると衣類がくしゃくしゃになる場合に、どうするかという部分ですね。くしゃくしゃになるのがイヤだったら全部自分でするか、相手にやってもらうことに意味があるからくしゃくしゃでも我慢するか、くしゃくしゃにされて困るものだけ自分で洗濯して、あとは相手に任せるかなど、選択肢を挙げました。

上野 このくだりは、女性の読者から反発を受けると感じました。家事に対する要求水準は、女の方がどうしても高い。「他人に任せておけない」というのが、女がはまる自縄自縛のワナですから。

深澤 でも今や、女性だけが家事をするものという思い込みも減りつつありますし、それは悪いことではないと思っています。

上野 「片づけられない女」とかいるものね。それなら分かります。あなたはここで若い層を想定しているのね。確かに、若い世代に洗濯やアイロンがけをやらせると、男の方が几帳面だったりするし。

深澤 私が取材した中には、シーツやパジャマを毎日洗うひとり暮らしの男子もいます。家事は女がやるもの、家事スキルは女の方が高いものという価値観は少しずつ変わってきています。

コメント13件コメント/レビュー

対談楽しく読ませていただきました。「自分が育った家族の中に妻(あるいは夫)や子供を組み入れようとしてはいけません」の一文を読んでむしろ非常に古風な考え方、文化は回帰し続けるのだなと思いました。(齧った程度であまり詳しくは無いのですが)日野冨子が最後まで日野という家名と立場ですごしたように妻や子供の配偶者の苗字や姓が変わらないというのは室町頃までは普通の考え方ですし、天皇論の「女性天皇(父が皇族)は可で女系天皇(父は民間)は不可」はその文化の大本だったはずです。もちろんその頃は子供自身はしっかりイエに組み込まれますし現在とは違いの方が多いでしょうが異なるモノを内側に入れて痛い目を見ない為の予防措置として似ていると感じました。あと、当方二十代一人暮らし女性ですがDIY系で不自由した事は一切有りません、といいますか先日実家に呼ばれて網戸の張替えと駐車場のコンクリートの補修をしてまいりました、父と兄は健在です。私の周囲では家事や大工仕事の得手不得手は性別よりも嗜好に分類されています。(2009/06/24)

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対談楽しく読ませていただきました。「自分が育った家族の中に妻(あるいは夫)や子供を組み入れようとしてはいけません」の一文を読んでむしろ非常に古風な考え方、文化は回帰し続けるのだなと思いました。(齧った程度であまり詳しくは無いのですが)日野冨子が最後まで日野という家名と立場ですごしたように妻や子供の配偶者の苗字や姓が変わらないというのは室町頃までは普通の考え方ですし、天皇論の「女性天皇(父が皇族)は可で女系天皇(父は民間)は不可」はその文化の大本だったはずです。もちろんその頃は子供自身はしっかりイエに組み込まれますし現在とは違いの方が多いでしょうが異なるモノを内側に入れて痛い目を見ない為の予防措置として似ていると感じました。あと、当方二十代一人暮らし女性ですがDIY系で不自由した事は一切有りません、といいますか先日実家に呼ばれて網戸の張替えと駐車場のコンクリートの補修をしてまいりました、父と兄は健在です。私の周囲では家事や大工仕事の得手不得手は性別よりも嗜好に分類されています。(2009/06/24)

「スカートの下の劇場」以来、上野さんの本をよんでいますが、ずいぶん穏やかになってきたなあと思います。 同じ世代の男ですが、上野さんの男性観はずいぶん古いなと思うことも多いです。 共働きの男も、もっと上の世代から多いし、ずっと昔から夫婦が一緒に働いている家庭は庶民には多かったと思うのですが、上野さんの身近にはそういうサンプルが少なかったのだろうなと思います。 多分、上野さんは、大学に娘を通わせることができる比較的富裕な階層の中にいらっしゃるので、そういう階層の保守的な、江戸時代であれば武士階級の人の考え方をしている人たちに囲まれて生活しているせいかなと感じます。 新聞記事でもそう感じることですが。(2009/06/22)

ジェンダーに関係無くドライバーを使える人は使えるし男だから背が高くて踏み台不要なんて限らないし便利グッズを使えば誰でも解決できる事が多いと思いますが。 介護もプロの手を上手く借りて介護人が先に倒れる事の無い様にすれば良いわけでして。洗濯へたな人はへたでも褒めれば上手くなるし。従来の固定観念は捨てる事と結局は他人も家族も自分の人柄が決め手だと言う事では無いでしょうか。(2009/06/14)

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