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“脇汗”に悩まない下着

「機能」が財布の紐を緩める

  • 鈴木 裕美

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2009年6月17日(水)

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 梅雨が明ければ、もうすぐ夏。気象庁の予報では、今年の気温は平年並みか高めという。このところ、クールビズが浸透し、仕事中でも暑苦しい格好をせずに済むようになってはきた。とはいえ、日本ならではの湿度が高く、蒸し暑い日々を想像すると、うんざりしてしまうのが正直なところ。特に、悩ましいのが「汗」だ。

涼しさよりも「染みない」を重視

 とりわけ、脇や背中の汗染みは気になるもの。通勤後、ジャケットを脱いだ時や、取引先で上着を取るよう勧められた時…。じっとり濡れた脇や背中が気になって、仕事や商談に集中できなかった経験はないだろうか。また、脇や首回りの汗は時間が経つと黄ばみ、衣類を傷める原因になる。

 こうした悩みを反映し、“脇汗対策”を施した下着が好調に売れている。代表的な商品が、下着メーカーのワコールが発売した「スゴ衣」だ。

 女性用のバリエーションが多く、キャミソールやカップ付きタンクトップなど10点(3150~6405円)のほか、1分丈と3分丈のボトム(3150~3990円)と揃う。しかも、機能性肌着では珍しく、男性用も半そで(5040円)とボトム(2940円)、ジュニア用で女児のキャミソール(4200円)、マタニティー用の半そで(4200円)と幅広い。

ワコールが開発した「スゴ衣」
ワコールがこの夏用に開発した「スゴ衣」は、たっぷり汗をかいても表ににじみ出てくることが少ない。肌触りのよさを保つため、綿95%の生地を使い、特殊加工を施した

 下着メーカーならではの特徴と言えるのが、その感触だ。

 一般に、汗対策の商品はさらさらとした感触を保ちたいため、キュプラやナイロンなどの素材を使ったものが多い。ところが、ワコールでは肌触りのよさにこだわり、綿95%で開発したため、生地に特殊加工を施した。これで、汗をしっかり吸い取るが、表には染みないという、相反する機能を同時に実現した。

 その結果、かつて主流だった脇汗対策の下着のように、脇の下にパッドなどをつけなくとも汗染みせず、快適に着られるようになった。デザイン性も上がり、女性用ではTシャツとして1枚で着られるタイプも発売している。そのほかの下着も、重ね着をしても脇がもたつかず、すっきり着られる。

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