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アップルが放つソフト拡充策

グーグルも参入、メディア・通信を巻き込み地殻変動

  • 広岡 延隆,小笠原 啓

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2009年6月22日(月)

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 「本当に速い。現行モデルの2倍のスピードだ」

 米アップルのフィリップ・シラー上級副社長は、6月8日に米国で開いた開発者向けイベント「WWDC 2009」の壇上で携帯電話の新モデル「iPhone 3G S」を発表し、胸を張った。

 通信速度は現行モデルの2倍の最大毎秒7.2メガビット(メガは100万)。ソフト起動時間も短くなり、音声操作やビデオ撮影機能も加わった。

 新モデル登場に沸き立つアップルファン。だが同イベントでは見た目の派手さはないものの、さらに重要な内容が明かされている。

 それがiPhoneとiPod touch用の最新OS(基本ソフト)の「OS 3.0」。メディアやコンテンツといった異業種の企業を巻き込む地殻変動につながる可能性を秘める。

 自在に画面の縮小拡大ができるなどハード面に注目が集まるiPhoneだが、真骨頂は利用者が「アプリ(アプリケーション)」と呼ぶ書籍や実用ソフト、ゲームなどのソフト面にある。これらはネット経由でダウンロードできるが、このアプリの運用が改善された。

 アップルは、アプリを世界各地に配信して、外部のコンテンツ開発者が儲けられる仕組みを作っている。売上高の3割をアップルが取り、7割は開発者が取る。iPhoneが発売された昨年7月から続々とアプリが登場し、今やアプリの種類は5万本以上。ダウンロード回数は10億を突破した。

 OS 3.0ではアプリ課金の自由度を高めることで、開発者がより儲けられる仕組みとした。これまでに販売した全世界で4000万台の端末もネット経由でOS 3.0に更新できる。

課金主導権をコンテンツ側に

 今までアプリは「売り切り」しかできなかった。すべてのアプリは配信前にアップルの審査が必要で、開発者は配信が始まるタイミングも分からなかった。コンテンツ業界には「検閲されているようなものだし、プロモーション(販促)にも使いにくい」(出版社幹部)と嫌気する意見もあった。 

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