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冷房効率高める扇風機

節約志向が追い風

  • 神農 将史

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2009年7月9日(木)

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 高温多湿で過ごしにくい日本の夏。エアコンの利いた部屋で涼んでいたら、電気代の請求金額を見て背筋まで凍りつく。そうした経験を持つ方は少なくないだろう。

 不況が家計を直撃するこの頃、節約意識の高まりは、家電量販店の冷房機器売り場でもうかがえる。

 ヨドバシカメラマルチメディアAkibaでは、エアコン売り場の一角に、一風変わった“扇風機”の特設コーナーが登場した。この扇風機は「サーキュレーター」と呼ばれる。強めの風で室内の空気を撹拌し、エアコンの効率を高める機能に特化した機器だ。

3年で生産台数20倍

 売り場には、黒や白を基調にしたシンプルなデザインの商品が並ぶ。3000~4000円程度が売れ筋で価格は手頃。羽根の直径が20cm前後の小型が主流だという。ヨドバシカメラの栗本真吾氏は「販売台数で扇風機全体の4割程度を占める商品に成長した」と話す。

最大シェアを誇るハネウエル
最大シェアを誇るハネウエル。シンプルなデザインも人気の要因

 サーキュレーターを製造する山善がリモコンや首振り機能を搭載した新製品(実売価格5000円程度)をテレビ通販で紹介したところ、30分で4000台が完売した。今年に入って既に20万台以上の受注を受けており、生産台数は3年で20倍と急成長している。

 もともと、サーキュレーターは米国で生まれた。現在、日本で最大のシェアを誇るのは米「ハネウエル」ブランドだ。同ブランドを輸入販売するシー・シー・ピー(東京都)の海老沢恵氏は「店舗やオフィスでの利用が多かったが、最近は個人利用のために購入するケースが増えてきた」と説明する。地道に国内の市場を開拓してきた同社は、今年42万台を出荷する予定だ。

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牛島 信 弁護士