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中国の即席麺王「康師傅」【2】
年率15%増の飲料市場、「水」を戦略商品にする訳

日本メディアに初登場、魏応州・董事長インタビュー

  • 佐藤 嘉彦

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2009年7月7日(火)

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 中国のインスタントラーメン市場で圧倒的なシェアを誇り、飲料でも米コカ・コーラに次ぐ2位のシェアを持つ康師傅。台湾から中国大陸に渡り、わずか15年余りで巨大企業グループを築き上げたのが、創業者の魏応州・董事長だ。

 しかし、中国で康師傅ブランドが圧倒的な認知度を誇っているにもかかわらず、魏董事長についてはよく知られていない。メディアへの露出がほとんどないためだ。

 その魏董事長が、日本のメディアに対して初めて取材に応じ、日本企業とのパートナーシップや、アサヒビールとの合弁事業である飲料事業について語った。

(聞き手は日経ビジネス、佐藤嘉彦)


インタビューに答える魏応州・董事長
(写真:佐渡多真子、以下同)
画像のクリックで拡大表示

 ―― インスタントラーメン事業ではサンヨー食品、飲料事業ではアサヒビール、といった具合に、多くの事業分野で日本企業と提携をしています。狙いは何ですか。

  中国市場は広く、大きな市場です。我々康師傅の親会社は台湾の頂新ホールディングスですが、頂新の資金、技術、人材だけで攻略するのは力不足であると考えました。

 1992年に中国でインスタントラーメンを発売して急成長した当社は、96年に香港株式市場に上場しました。しかしその後、売上高が伸び悩んでいました。企業の能力に不足があったからです。

茶系飲料のノウハウを持つ企業と組みたかった

  99年にサンヨー食品に出資してもらってから、回復基調に乗りました。生産管理や品質管理の面で、サンヨーのノウハウを取り入れることができたからです。

 そこで、ほかの事業でもサンヨーと同じようなパートナーを探そうと思いました。そのために2002年、伊藤忠商事と包括提携を結び、戦略的なパートナーとなりました。

 ―― その伊藤忠の紹介で、2004年に飲料事業でアサヒと資本提携しました。

  当社の主力商品は緑茶、ウーロン茶、アイスティーなどの茶系飲料です。ですから、そこに知見を持っているアジアの企業と組みたかったのです。

 アサヒと組んでからの5年間、飲料部門は順調かつ急速に成長しています。

ミネラルウオーターでブランドの浸透を図る

 ―― 2008年12月期の飲料事業の売上高は、まだ単独出資だった2003年と比べると5倍にまで成長しています。特にミネラルウオーター部門での伸びが目立っていますね。

  ミネラルウオーターの販売量は、中国の飲料市場の35~40%を占めています。そして、中国の多くの消費者がまず買い求める飲料はミネラルウオーターです。

コメント2件コメント/レビュー

康師傳。なつかしい名前です。1999年に中国に旅行に行ったとき、滞在した北京でホテルの近くにあるスーパーに買い物に行きました。そのときインスタントラーメンで買ったのがこの会社のラーメンでした。日本のメーカーの製品と比べると、当時はコピー製品のような印象でしたが、いまや一大企業集団に成長したんですね。またこの会社の名前を聞き懐かしく感じました。(2009/07/07)

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康師傳。なつかしい名前です。1999年に中国に旅行に行ったとき、滞在した北京でホテルの近くにあるスーパーに買い物に行きました。そのときインスタントラーメンで買ったのがこの会社のラーメンでした。日本のメーカーの製品と比べると、当時はコピー製品のような印象でしたが、いまや一大企業集団に成長したんですね。またこの会社の名前を聞き懐かしく感じました。(2009/07/07)

今の日本人は以前の日本人に比べて頭二つは劣る。故に以前の日本人を見、又上を見ているだけに伸びようとしている台湾はじめ諸国の人に頭一つ劣る。というのは以前から明白なことだろうとは思いますが、海外の方の実感として言われるとやはり少々堪えますね。日本企業は鈍重で現地ニーズの吸出しにも疎いという印象といい、斜陽の国の人間としてはこれ以上諦念が過ぎて余所の方々から三行半突きつけられない程度には改めねば、などと思わせられました。(2009/07/07)

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