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麻生首相、決断力なき野垂れ死にか

  • 児玉 博

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2009年7月8日(水)

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 政治家にとって最も必要な資質とは何だろうか。

 やはりそれは「決断力」に尽きるのではないだろうか。

小泉みたいに思いつきで解散なんかできねぇんだよ

 前言を翻し続け、牽強付会な言い訳に言葉を尽くす首相、麻生太郎に最も欠けているのはこの「決断力」の3文字である。

 自民党三役の人事を封じ込められた麻生は、本当に衆議院の解散に打って出られるのか。残された時間は東京都議選の結果が明らかになる7月12日。厳密に言えば、NHKの午後7時のニュースに間に合う午後6時までだろう。

 解散に踏み切れぬ麻生だが、周辺には強がってみせている。

 「俺はさ、爺さんに保守政治の本質と伝統を学んできてんだよ」

 「爺さん」とは、もちろん祖父、吉田茂のことだ。身近な者たちに囲まれると麻生は心を許すのだろう。独演会が始まる。

 保守政治の王道を幼少の頃から祖父に学んだと自画自賛する孫は、学んだが故に、

 「だからさ、小泉(純一郎)みたいに思いつきで解散なんかできねぇんだよ」

 と言うのである。

官僚が恐れるのは「自ら断を下す政治家」

 霞が関の高級官僚たちは、政策を理解しようとしない、学ぼうとしない政治家たちを総じて小馬鹿にするふうがある。彼ら官僚の意に沿うような政策を学ぼうとする政治家たちには、

「××先生はよく勉強している」

 と、小学校低学年を担当する教師が子供たちに言うような褒め言葉を使う。

 そうした官僚たちが恐れるのは、官僚の注進に耳を貸さず、官僚のレク(レクチャー=説明)も断り、自ら断を下す政治家だ。例えば、小泉純一郎がそうだ。

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