• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

【隠れた世界企業】スキーリゾートを「輸出」

白馬ツーリズム(長野県白馬村・ホテルやペンションの有志団体)

  • 鈴木雅映子

バックナンバー

2009年7月17日(金)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

大小14社のホテルなどが協力し、オーストラリア人の心をつかんだ。周辺の飲食店や施設も巻き込んだ、お客目線の営業努力が生きた。外国人に鍛えられたサービス力で日本人客を再び狙う。

 長野県白馬村。初夏を迎えて新緑まぶしいゲレンデから車で5分ほど走ると、木立に隠れるようにホテルが立ち並ぶ。木漏れ日差し込むテラスでは、冬に向けた集客会議が開かれる。旅行代理店との交渉などには、時間がかかる。客足が少ない時こそ正念場だ。

 白馬村では円高の逆風にも負けずに外国人旅行客が増えている。昨年12月から今年3月までに来日したオーストラリア人は前年同期比14%減の7万1434人(日本政府観光局)。一方白馬村には同23%増の約3700人が訪れた。

白馬ツーリズムの渡部修会長(中央)と塩島眞一副会長(左)と富田幸延副会長(写真:田中 浩二)

 一朝一夕で白馬村がオーストラリア人に人気の避暑地になったわけではない。「『ハクバ? ソレハホッカイドウノチカクデスカ?』と聞かれる有り様でした」と白馬スポーツホテルテリーの渡部修マネジャーは振り返る。

 1998年の長野オリンピック以降、白馬村には外国人がチラホラと訪れていたが、英語の標識もなく受け入れ態勢が整っていなかった。地元のホテル経営者たちの認識も甘かった。渡部マネジャー自身「近隣の経営者にどんな食事を出しているかと聞いた程度」にとどまっていた。これでは、外国人旅行客の増加は望むべくもない。

 転機は2005年4月に訪れた。渡部マネジャーは自ら会長となり、ほかの経営者ら10人と外国人誘致のための有志団体、白馬ツーリズムを結成したのだ。背中を押したのは日本人のスキー離れだ。1992年には280万人が訪れていたが、2005年には半数以下の130万人にまで落ち込んでいた。

周辺飲食店も巻き込む

 的を絞ったのがオーストラリアからの誘致だ。20年近く白馬村で旅行代理業・スキージャパンホリデーズを営むオーストラリア人のジェイソン・ジャンセン社長は白馬の魅力をこう話す。「日本は世界で一番スキー場の利用料金が安い。オーストラリアでは憧れのスポーツを手頃に楽しめる」。

コメント1

「時事深層」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

日本の社会に足りないのは起業家精神です。

デイビッド・ルーベンシュタイン 米カーライル・グループ共同創業者兼共同最高経営責任者