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日の丸と星条旗を載せる次世代「GXロケット」

アポロ11号打ち上げ40周年、日本の宇宙産業のリーダーに聞く(下)

  • 佐藤 紀泰

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2009年7月23日(木)

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 今月20日は、米国が威信を賭けて、アポロ11号で宇宙飛行士ニール・アームストロング氏らを月面に送り込んでから、ちょうど40周年となる記念日だった。人類として月面に最初の一歩を刻んだアームストロング氏の言葉はあまりにも有名だ。「これは1人の人間にとっては小さな1歩だが、人類にとっては偉大なる飛躍である」。

 最近では、中国やインドが有人の月探査計画を打ち出している。再び大国間の宇宙開発競争が激化することは確実で、人類にとって大きな飛躍を期待できそうだ。米国は最強国としての座を守れるのか。昨年、宇宙基本法が成立した日本にも、悲願である宇宙大国への道が開かれるのか。

 前回の三菱重工業・航空宇宙事業本部の浅田正一郎宇宙機器部長に続いて、こちらも日本の宇宙産業を代表する論客であるIHI・航空宇宙事業本部の川崎和憲・副事業本部長に聞いた。

(聞き手は日経ビジネス編集委員 佐藤紀泰)

宇宙分野で米国の技術力は陰らず

 ―― 米国の宇宙戦略について、どのように見ておられますか。

 川崎 オバマ政権になって、コンステレーション計画(米航空宇宙局=NASAが進めている有人宇宙飛行計画)の見直しのような動きも出ています。

 それでも宇宙は安全保障上、重要であることは変わりありません。米国の場合、安全保障に絡めると、予算も確保しやすい。それはオバマ政権の時代でも同じでしょう。

IHI・航空宇宙事業本部の川崎和憲・副事業本部長
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 米国の科学者も「国家に貢献している」という思いから、やりがいを持って研究をしています。米国の圧倒的な宇宙分野での技術力が陰ることはないでしょう。

 衛星から地球の気候変動などをモニタリングすることも一段と重要になっていきます。それが農業など、ほかの産業にもかかわってくるから、今後も積極的な研究開発が続くのではないでしょうか。

 当面はやはり、スペースシャトルの来年の退役後をどうするのかが問題です。個人的にはシャトルは退役させ、信頼性の高いロシアの有人ロケット「ソユーズ」を活用するのではないかと見ています。

米国では再編が続く

 ―― 川崎さんは米国の宇宙研究でトップを走るカリフォルニア工科大学大学院を首席で卒業されました。米国でも豊富な人脈を持たれていますが、その宇宙産業の強さについてはどう見ていますか。

 川崎 今、注目しているのは宇宙産業の業界再編について、米国政府がどのように考えていくのかです。

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