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第15回 明日のことを聞かれたら、昨日のことから答えなさい

  • 山田 ズーニー

バックナンバー

2009年8月3日(月)

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段取りが悪い、まわりが見えていない、
それゆえ説明がわかりにくいと言われる新人だが、
なぜ、わかりにくいのだろう?
わかりやすく伝えるコツはなんだろう?

次のような物言いが、外の人に通用しないのは
なぜだろう。

「やりました! 今年度売り上げ8670万! すごいです!」

直接担当している人たちにはすごいのだろうが、
社外の人には、なにがすごいのか、わからない。
担当外の人には、社内でも通じにくい。
こうしてはどうだろう。

「今年度売り上げ8670万。
昨年度の4627万と比べて、ほぼ倍!
と言っても過言ではありません。
やりました! すごいです!」

「倍」になったと言われれば、担当者以外でも、
外部の人間でも、「すごい」の意味が共有できる。

このように、「ひとつ前」の情報を加えると、
外の人には格段にわかりやすくなる。

今年のことを言いたいなら、ひとつ前、
つまり去年のことから伝えてみる。

私は、フリーランスという仕事柄、
1回1回、はじめての会社・人と仕事をすることが多い。

初対面同士が、短時間でわかりあい、
一緒に仕事をするためには、
必要な情報を手際よく仕入れなければいけない。

それではじめは焦って必達目標をたずねていた。

先日も、ある就職支援サイトに、
就活のコミュニケーション講座を書くことになり、
焦って私は、必達目標をたずねた。

「私が講座を書くことで、
どうなったら成功なんでしょうか?
どんな指標で検証するのでしょうか?
例えば、この就職支援サイトのヒット数がのびる
ことでしょうか?
のびるとしたら、どれくらいでしょうか?」

教育と数字は、かならずしも比例しない。

教育的にひたすらいいものをつくっても、
それで数字がのびるとは限らない。

それで、高校・大学などの教育機関と仕事をするときと違い、
企業と仕事をするときは、数字も含めた目標を
事前に確認するのだ。

企業によっては、明確な目標があるときもあるが、
細かな仕事の1つ1つにまで、目標を設定していない
ことのほうが多い。

「ヒット数がのびるにこしたことはありません」

そのように言われたり、企業によって数を示されても、
いまひとつ、ピンとこない。
数字の背景がわからないから、
数字の意味が解釈できないのだ。

就活に役立つコミュニケーション講座を書くといっても、
「役立つ」にこめた意味は、企業により、担当者により、
ものすごく違う。

私の使命はなんなのか?
やるべきことはなんなのか?
どこははずせないのか?

肝心かなめのところがつかめずに、
もやもやしていたそのとき、
同席していた、先方の企業の上司がこう言った。

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