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中国でクルマをひっくり返して売ってみた

販売好調、日産の現地トップが語る

2009年8月18日(火)

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 立ち直りの兆しが見えてきたとはいえ、依然として低水準が続く世界の自動車販売。日米欧の先進国市場が金融危機の後遺症に苦しむ中、快走を続けるのが中国市場だ。2009年上半期(1~6月)の新車販売台数は前年同期比17.7%増となり、過去最高を記録。米国を上回り世界一の自動車市場に躍り出た。

 そんな中国で好調さを見せているのが日産自動車だ。1~6月までの販売台数(メーカー出荷ベース)は22万5000台、と前年比で41.3%の大幅増となった。トヨタ自動車やホンダを上回る伸びとなった要因や、今後の中国市場の行方について、現地合弁会社である「東風汽車有限公司」の中村公泰総裁に聞いた。

(聞き手は日経ビジネス、細田 孝宏)



 ―― 日産ブランド車の販売が好調な要因をどう分析しているのか。

 中村 まずラインナップが豊富なことが挙げられるだろう。

 中国では今年1月から排気量1600cc以下の小型車を対象に減税を実施している。その需要喚起策もあって市場が伸びているが、日産が販売している8車種のうち6車種が1600cc以下。この全車種を日産ブランドの販売店で買えるのが他社との違いだ。

「汽車下郷」政策が追い風に

中国市場の好調は続くとみる東風汽車有限公司の中村公泰総裁
(写真:清水真帆呂、以下同)
画像のクリックで拡大表示

 中村 他の日系メーカー(編集部注:トヨタ自動車とホンダ)は“結婚相手”が2人。つまり、中国の自動車メーカー2社とそれぞれ合弁会社を作っている。

 それに対し日産が組んでいるは東風汽車の1社だけ。持っている車種を分散させず、1つの販売チャネルで売っている。

 セダン、ハッチバック、SUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)、クロスオーバー車、MPVという全てのクルマがある。お客さんからすると、幅広い選択肢があるのが日産の魅力になっている。

 中国政府が3月に始めた「汽車下郷(クルマを農村へ)」という政策も追い風になっている。これは農村部での買い替えに補助金を支給するものだ。

 中国では経済状況、人口などにより、都市が「1級都市」「2級都市」といった具合に分かれている。1級都市はいわゆる、北京や上海など沿岸部の大都市。それに次いで2級、3級となる。

 先行してクルマが普及した1級都市に対し、2~3級都市での本格普及は始まったばかりだ。実際、前年と比べた伸び率では1級都市を大きく上回っている。日産の販売店は全365店のうち、8割弱が2~3級都市にあり、こうした地域の販売は特に好調だ。

キャラバン式イベントを100カ所で

 ―― 販売増には減税など外的な要因が大きかったのか。

 中村 もちろん、我々なりに地道な活動をしたことも結果に結びついている。その1つがNTSDF(日産テクノロジー・セーフティ・ドライビング・フォーラムの略)という活動だ。

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「中国でクルマをひっくり返して売ってみた」の著者

細田 孝宏

細田 孝宏(ほそだ・たかひろ)

日経ビジネス 副編集長

1995年早稲田大学卒業。日経BPに入社し、日経ビジネス編集に配属される。日経アーキテクチュア編集、日経ビジネス・ニューヨーク支局長などを経て現職

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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