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【株価が語る】 新生銀行 あおぞら銀行 “咸臨丸”に帰る港はあるか

  • 中原 敬太

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2009年8月24日(月)

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 私は“咸臨丸”の船長――。7月1日、新生銀行とあおぞら銀行の合併会見で、新銀行の社長に就任予定の池田憲人・足利銀行前頭取は、自らの立場をこう表現した。

リーマンショック後の株価推移

 両行の前身の日本長期信用銀行と日本債券信用銀行が経営破綻し国有化されたのが1998年。その後、外資系投資ファンド傘下に入り、証券化商品や海外リスク資産への投資など外資系投資銀行の色を強めたところに、リーマンショックが直撃した。

 「アメリカに渡った咸臨丸を日本に戻す」。会見の席上、池田氏は新銀行の目指す姿は国内回帰にあると強調。大手銀行(メガバンク)でも地方銀行でもない新たなビジネスモデルを模索すると説明した。

メガでも地銀でもなく

 メガでも地銀でもない銀行としてどう生き残るのか。これは長銀、日債銀時代から抱える課題だ。メガバンクと地銀が、融資先としての企業群と、預金者である個人顧客をすみ分けているのに対し、新生とあおぞらは、案件ベースに依存してきた。このため銀行ビジネスが拡大する局面では利益を積み上げることができても、いったん危機に陥るとその脆弱性が露呈する。今の株価は2行が抱えるこうしたリスクを反映している。

 リーマンショック後の主な銀行の株価推移を見ると、株価が堅調なのは、メガバンクでも地銀でもない、りそなホールディングス。また地銀も比較的に底堅い。地銀の筆頭格で、池田氏の出身でもある横浜銀行も、昨年9月12日からの下落率はわずか5%にとどまっている。

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