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高速1000円に恨み節続出

経済効果にこれだけの疑問の声

  • 小平 和良,白壁 達久

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2009年8月24日(月)

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 お盆休み中の土曜日に当たる8月15日、香川県内のあるショッピングセンターに出店している生活雑貨店の店主は、ため息をもらした。

 「お盆は家族連れが集まる書き入れ時なのに、来店客数は昨年に比べて3割減。売り上げは4割も落ちた」

 原因は景気減速だけではない。この店主は、今年3月に始まった土日祝日の高速道路の特別割引制度による影響が大きいと見ている。

 ETC(自動料金収受システム)の搭載車であれば、土日祝日はほとんどの高速道路が「1000円乗り放題」となるこの制度により、自動車で遠出する人が増えているのは間違いない。お盆期間中は初めて平日にも制度を適用した。香川県であれば、名物のうどん店にできた長い行列がメディアの話題になることも多い。これだけ見れば、「高速1000円」が地方の活性化と消費の底上げにつながっているように映る。

三井アウトレットパーク マリンピア神戸
お盆休み中、三井アウトレットパーク マリンピア神戸の駐車場では徳島など他府県から来た車が目立った

 しかし、この店主は「四国を訪れる人は増えたが、数百円のうどんを食べるだけ。逆に四国の人が関西まで出向いて多額のお金を使ってくる」と嘆く。事実、瀬戸内海を挟んだ対岸では、店主の嘆きを裏づける光景が広がっていた。 神戸市にあるアウトレット「三井アウトレットパーク マリンピア神戸」。同施設は本州と四国を結ぶ神戸淡路鳴門自動車道と阪神高速道路が交差する垂水ジャンクションに近く、その先には兵庫から岡山方面に向かう山陽自動車道も走っている。高速1000円の恩恵を受けるには持ってこいの好立地にある。

コメント30件コメント/レビュー

何処まで行っても¥1000なのは、反対です。ましてや、民主党は無料にする政策を出している。せめて、土日祝日は半額ぐらいで抑えないと、むやみに高速道路を利用する車両が多くて、渋滞して到着時間が読めない。(2009/08/27)

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何処まで行っても¥1000なのは、反対です。ましてや、民主党は無料にする政策を出している。せめて、土日祝日は半額ぐらいで抑えないと、むやみに高速道路を利用する車両が多くて、渋滞して到着時間が読めない。(2009/08/27)

「無料・速度制限無」で知られたドイツのアウトバーンですが、EUの拡大と同時に他国から車がどんどん流入してきてしまったため、道路の維持費が膨れ上がり、とうとう「受益者負担」ということで事業用車両(トラック)の有料化(ETCの導入)に踏み切っています。「海外では高速道路は無料」という主張も、もはや過去の話なんですよ。それはともかく、外環道、圏央道や第二東名の開通に見通しの立っていない現状のインフラで完全無料化に踏み切れば、首都圏の物流の破たんは不可避でしょう。正気の沙汰ではありません。(2009/08/26)

なんで最終的に「民主党批判」に転じてるのかよくわからん。「景気対策」を謡った自民党の政策で、収支が悪化して倒産に追い込まれる企業があるとしたら、それは自民党の大失策。「景気対策」になってないんだから。民主党のいう無料化というのは公団改革からの流れで出てる話だというのは周知の事実で、話の次元が違う。国の制度改革によって民間企業に影響が出るのは、言ってはなんだが仕方がない話でしょう。そんなの今までで幾らでも例はある。『「景気対策」なのに倒産に追い込むとはどういうことだ』という政策批判と、『制度を変えられるとうちは潰れてしまいます』という政策批判は別次元のもので一緒に並べて記事にすべきじゃないと思いますが?(2009/08/25)

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