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次世代発電、本命は石炭?

日立と三菱重工、新興国にも熱視線

  • 瀧本 大輔

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2009年8月31日(月)

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 衆院総選挙で各党が主力政策の1つとして掲げたのが、CO2(二酸化炭素)の削減と再生可能エネルギーの活用といった環境対策。特に太陽光発電は、家庭での余剰電力の買い取り制度が年内にも始まる見通しで、地球温暖化対策の象徴となっている。

 これらの次世代エネルギーが脚光を浴びる一方で、世の流れに逆行するような動きが産業界で起きている。それは、石炭火力発電の積極的な活用だ。

 石炭火力と言えば、煙突からもくもくと黒煙が立ち上る…といったイメージを持たれ、地球温暖化の元凶としてやり玉に挙がることも少なくない。それが今、なぜ注目されているのか。

 背景には発電効率の向上と、石炭を燃やした際のNOx(窒素酸化物)やSOx(硫黄酸化物)などを削減する技術が進み、“クリーンエネルギー”にできるようになったことがある。

Jパワーの磯子火力発電所
Jパワーの磯子火力発電所(横浜市)。最新設備の発電効率は40%を超える

 今年7月に横浜市で新型の石炭火力発電所を稼働したJパワーの野口嘉一・設備企画部長は、「最新の発電所ではSOxやNOxをきちんと処理しており、ほとんど煙がない」と胸を張る。最新の発電所は発電効率が40%以上で、20%台以下が一般的な太陽光や風力よりも高い。発電量当たりのCO2排出量を見ても、必ずしも「石炭は悪」とは言えなくなっている。

 「石炭は広く分布していて安価な資源。だからこそ発電時のCO2排出量を削減して、世界の基幹電源として有効活用する」。日立製作所の田中幸二執行役常務は、こう説明する。

 既存の火力発電の発電効率は平均して35%程度だが、基幹部品や機構は技術革新が進み、効率が大幅に向上している。日立の担当者は「最新の発電設備に置き換えるだけで、CO2の削減に貢献できる」と言う。

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