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第18回 あなたの話の説得力はどこからくるか?

  • 山田 ズーニー

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2009年8月31日(月)

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「もうひとつ、話に説得力がない」
そう言われてとまどっている新人はいないだろうか。

会議で意見を言うにせよ、
文書で考えを伝えるにせよ、

説得力ある人と説得力がない人の
ちがいはなんだろう。
そもそも、

説得力はどこからくるか?

では、さっそくこんな「悪い例」
から見てみよう。

3人の新人(梅田・竹下・松本)が、
会議で意見を求められている。

上野部長 「営業目標の、
新規50件獲得のために、
なにができるか、
どうすればいいか、
意見を言ってほしい。
まず新人の3人から聞いていこう、
梅田さん、どうだ?」
梅田 「あのー、まえまえから
言おうと思ってたんですけど、
営業のデータベースをつくって
情報共有したらいいんじゃないでしょうか?」
竹下 「僕も、梅田さんに賛成です。
大学の同級生がA社で営業をやってるんですが、
やっぱり今年からデータベースをつくって
情報共有したところ、
めきめき効果が出ているとのことです。
だから、うちもやりましょうよ!」

梅田さん、竹下くんの発言に、
説得力がないのはなぜだろう?

梅田さんの発言は、
「意見」だけで「論拠」がない。
これは、すぐ気がつくと思う。

仕事のコミュニケーションの基本は、
いまさら言うまでもないことだが、

「意見と論拠」だ。

「意見」=言いたいこと、
だけ言い放っても、
理由や根拠=「論拠」、
がなければ伝わらない。

理由・根拠を明らかにすること。

説得力=「論拠」の確かさ、であることは、
多くの人がわかっていると思う。

にもかかわらず、
その「論拠」に、どうも説得力がないのは
なぜだろう?

仕事で意見を求められれば、
たいていの人は、「意見と論拠」で伝えている。
竹下くんの話も「意見と論拠」の論理構成になっている。

「論拠」 =他社で今年からデータベースをつくり
情報共有したところ、効果が出ている。
 
だから、  
 
「意見」 =当社もデータベースをつくって情報共有したい。

ここに、落とし穴がある。

コメント3件コメント/レビュー

私はフレッシュマンとは言えないサラリーマン15年目ですが、このコラムの内容は役立ちます。特に今回は二重丸。ちょっと長い文章のため3ページ目で大体分かった気になるかも知れませんが、4・5ページの内容が重要です。フレッシュマンの人は頑張って最後まで読もう!(2009/09/02)

「新人諸君、半年は黙って仕事せよ。山田ズーニーのフレッシュマンのためのコミュニケーション講座」のバックナンバー

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

私はフレッシュマンとは言えないサラリーマン15年目ですが、このコラムの内容は役立ちます。特に今回は二重丸。ちょっと長い文章のため3ページ目で大体分かった気になるかも知れませんが、4・5ページの内容が重要です。フレッシュマンの人は頑張って最後まで読もう!(2009/09/02)

ただし、持って回った「くどい」説得法は、時として相手を立腹させ、拒否されることもあります。(2009/08/31)

 説得力についてはキャラクターもありますし、一朝一夕に出きるものではないと思います。当然、新人さんにはいくら論理的な説明をして意見を述べたとしても、一蹴される可能性が高いでしょう。 個人的には説得力=結果だと思っています。結果を出したことのある人が発言すると、ちょっとおかしなことでも説得力を持ったりします。 まぁ新人のうちは説得力を持った発言をしようと考えなくてもいいんじゃないでしょうか?中堅はさすがに別ですから、本文を参考にすべきかと思いますね。(2009/08/31)

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