2009年6月、シニアデザイナーとして務めたアウディから独立。11年間にわたるドイツでの暮らしと、アウディデザインでの仕事の経験を通じて、「自分が変わった」と実感している筆者がその思いをつづる。
日本を離れていた間、政治的にも経済的にも大きな打撃を受けていた祖国。筆者はこれからのクリエイティブ活動を通じて、日本で1つの『光』を創造していきたいと考えている。
⇒ 記事一覧
和田 智(わだ・さとし)
デザイナー、SWdesign TOKYO代表、Audi Design Partner。1961年東京生まれ。武蔵野美術大学卒。84年日産自動車入社。シニアデザイナーとして、初代セフィーロ(88年)、初代プレセア(89年)、セフィーロワゴン(96年)などの量販車を担当した。89〜91年、英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート留学。日産勤務時代最後の作品として電気自動車のハイパーミニをデザインした。98年、アウディAG/アウディ・デザインへ移籍。シニアデザイナー兼クリエーティブマネジャーとして、現行のA6、Q7などの主力車種を担当した。アウディのシンボルとも言えるシングルフレームグリルをデザインし、その後「世界でもっとも美しいクーペ」と評されるA5を担当した。そのほかAudi Pikes Peak Quattro、Audi Avantissimoなどのショーカーも担当した。2009年6月アウディから独立。自身のデザインスタジオ「SWdesign TOKYO」を設立した。独立後は新しいビークルデザイン開発に力を注ぐ一方、カーデザインにとらわれず、ドイツでの長きにわたるデザイン活動を生かし「新しい時代のミニマルなものや暮らし」をデザイン提案していく。現在Audi Design Partnerでもある。
SWdesign TOKYO | Homepage、SWdesign TOKYO | Twitter