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【隠れた世界企業】90カ国の医療関係者を魅了

リバテープ製薬(熊本県植木町・医療器具の製造・販売)

2009年9月7日(月)

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厚さ0.01mmと極薄で、かぶれにくい絆創膏を開発。ドイツの医療器具見本市に出展し、世界各国の来場者の注目を集めた。既に4カ国で発売。海外の売上比率を3割以上に高めることを狙う。

 「これは今まで見たことがない」「ファンタスティックだ」──。

 ドイツ・デュッセルドルフで毎年開催されている世界最大級の医療器具見本市「メディカ」。2007年11月に開かれたこの展示会で、来場者から称賛の声を集めて脚光を浴びた日本の中小企業がある。絆創膏や消毒剤などの製造・販売を手がけるリバテープ製薬(熊本県植木町)だ。

本社に隣接する工場で、社員に囲まれる杉山宏治社長(右から3人目) (写真:田中 よしひろ)

 リバテープ製薬がメディカに出展したのはこの時が初めて。称賛の的となった展示品は、同社が独自に開発した「フレックスケア」。厚さ0.01mmという極薄の絆創膏である。

 素材に従来の塩化ビニールではなく、ポリウレタン製のフィルムを使用。さらに既存のポリウレタン製フィルムでは0.03mmが限界だった厚さを、3分の1の0.01mmまで薄くした。「恐らく世界でも最も薄い絆創膏だ」。リバテープ製薬の杉山宏治社長はこう胸を張る。

少子化背景に海外市場目指す

 厚さを薄くした分、人の皮膚に与える刺激を抑えられる。そのため、接着に伴う違和感が少なく、皮膚がかぶれにくい。さらにフィルムが透明なので、患部につけていても目立たない。

 昨年もフレックスケアを引っ提げてメディカに出展。これまで約90カ国の192社がフレックスケアの販売に関心を示したという。

 「信用調査を行って問題がないと判明した会社と順次、海外での販売委託の交渉を進めている」。杉山社長はこう明かす。

 既に中国、アラブ首長国連邦(UAE)、タイ、スーダンの4カ国で試験的な販売も始めた。

 国内で先行して販売したフレックスケアの価格は、20枚入りのパックで473円。単純に計算すれば、1枚当たりの値段は23.65円になる。これは、100円ショップの「ダイソー」などで100枚入り98円程度で売られている低価格品の20倍を上回る。

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「【隠れた世界企業】90カ国の医療関係者を魅了」の著者

中野目 純一

中野目 純一(なかのめ・じゅんいち)

日経ビジネス副編集長

2012年4月から日経ビジネス副編集長。マネジメント分野を担当し、国内外の経営者、クリステンセン、ポーター、プラハラードら経営学の泰斗のインタビューを多数手がける。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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