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001|『光』のデザイン
なぜ小津映画は美しいのか

2009年9月15日(火)

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 前略

 はじめまして。秋も間近となりましたがいかがお過ごしでしょうか。

 既にご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが今年6月、11年間お世話になったAUDI(Audi Design Audi AG - Germany)を自らの意志で辞め、いくつかの選択肢の中から独立することを選びました。

 社会的なターニングポイントである厳しい時代ではありますが、まさしく「真のクリエーションタイム」と考えました。日本、ドイツ、米国での25年間のデザイン経験を生かし、新しい価値創造を通じて、次世代の人々や社会に何かしらの貢献ができればと考えています。

 AUDI在籍中は本当に多くの方々にお世話になりました。心から感謝します。AUDI AGのご好意で、引き続きパートナーシップを持つ予定でいますが、独立する以上、新たなる決意を持ってクリエイティブの仕事に精進していきたいと思っています。

 草々


 今年6月、長くお世話になったアウディから独立しました。11年間のドイツでの暮らし、そしてカーデザイナーとしてアウディデザインで仕事をした経験は、私自身を根本的に変えてくれました。

 底知れない「もの」や「こと」の本質へ向かおうとする姿勢、それが身についたのです。11年間のドイツの暮らしやアウディが私を変えてくれたのだと思います。

 昨年発生した世界規模での金融危機をきっかけに、日本はターニングポイントを迎えています。今日こそ、明日への『光』をデザインして行きたい――。

この世界に暗闇や陰はない、光がないだけ

 私がいなかったこの11年間で日本は政治的にも経済的にも大きな打撃を受けました。これからの社会、そして日本はとっては、決して明るい見通しを持てないかもしれません。しかし、この世界には決して暗闇や影などはありません。

 光がないだけなのです。私はこれからのクリエイティブ活動を通じて1つの『光』を創造していきたい。そして、「未来の日本をデザインしよう Design Japan」、我が祖国である日本に1つの『光』をデザインしようと考えています。

 現在、日経ビジネスオンラインで連載コラムを担当するデザイナーは私だけだそうです。

 私の25年に及ぶ国境を越えた自動車業界での経験、そして11年間のドイツでの暮らし、アウディでの経験を通じて授かったものをできるだけ多くの方にメッセージしたいと思い、参加することにしました。このコラムが皆さんの暮らしやビジネスの参考になれば幸いです。

 さて、まずは初心に帰る意味で、11年前、私がどのような思いで日本を去ったのか、そして、ドイツで暮らすようになってから見えてきた日本の良いところ、悪いところをお話ししていきましょう。

私が日本から去った理由

 私はドイツのアウディデザインへ移籍する前、日産自動車デザイン部のシニアデザイナーとして、主にエクステリアデザインを担当していました。

 在籍した12年の間、日産で多くの車種のデザインを担当させていただきました。しかし、少しずつ疑問を感じるようになっていきました。日本の社会を知れば知るほどその疑問は大きくなっていったのです。かつてあるインタビューで私はこんなことを話しています。

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