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【株価が語る】 セガサミーホールディングス 「全事業不振」の危機脱出

2009年9月14日(月)

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 経営不振にあえいでいたゲームソフト・遊技機大手のセガサミーホールディングス(HD)の株価が復調してきている。9月7日の終値は1219円。2009年3月期の業績予想の下方修正を受け、2月27日につけた年初来安値、821円の約1.5倍の水準だ。

 セガサミーHDは2008年3月期、524億円の最終赤字に転落し、2009年3月期も228億円と2期連続の最終赤字。だが固定費削減などにより2010年3月期は150億円の黒字を見込む。

 「2009年4~6月期の決算からはリストラの順調な進捗がうかがえる。V字回復への道筋が見えた」。JPモルガン証券の前田栄二シニアアナリストはこう見る。業務用ゲーム、家庭用ゲーム、遊技機の主要3事業すべてが不振に陥る非常事態から抜け出しつつある。

ゲーム事業で大リストラ

セガサミーホールディングスの株価推移

 「来期は売上高などを厳しく見積もった場合でも、必ず収益を出せるようにする」。セガサミーHDの里見治会長兼社長は2月、2009年3月期の業績予想を下方修正し、厳しい表情で語った。560人の希望退職者募集、ゲームセンターの不採算店を中心に約3割に当たる110店舗を閉鎖――。傘下のゲーム事業会社、セガは経営再建を急ピッチで進める。

 セガは前期も400人削減と110店の売却・閉鎖などのリストラ策を実施したが、娯楽の多様化で進むゲームセンター市場縮小に対応しきれなかった。2009年4~6月期のセガの既存店売上高は前年同期比96%にとどまるが、業界平均の90%強よりは健闘しており、固定費削減の効果が表れ始めた。

 前期は家庭用ゲームソフトも9億円の営業赤字だった。海外では任天堂と共同開発したスポーツゲーム「マリオ&ソニック AT 北京オリンピック」が累計出荷1000万本を超えるヒットとなるなど堅調。だが、国内でタイトルを乱発したことでコストがかさんだ。

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「【株価が語る】 セガサミーホールディングス 「全事業不振」の危機脱出」の著者

広岡 延隆

広岡 延隆(ひろおか・のぶたか)

日経ビジネス記者

日経コンピュータ編集部、日本経済新聞産業部出向を経て2010年4月から日経ビジネス編集部。現在は自動車など製造業を担当している。これまでIT、電機、音楽・ゲーム、自動車、製薬産業などを取材してきた。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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