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【隠れた世界企業】スリランカが認める琉球紅茶

沖縄ティーファクトリー(沖縄県うるま市・紅茶の製造・販売)

  • 鈴木雅映子

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2009年9月18日(金)

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異国の名産地で紅茶作りを経験した女性が目にした沖縄の赤土。痩せた土壌は紅茶栽培の適地と信じ、6万本の苗木を植えた。高級紅茶として欧州、アジアから注目を集めつつある。

 桐の箱を開けると高級和紙で包まれた袋が顔をのぞかせた。「国産茶葉100%ですよ」。沖縄ティーファクトリーの内田智子社長はその茶葉でいれた紅茶を自信たっぷりに注いでくれた。

沖縄県金武町の茶畑で茶葉の出来を確かめる内田智子社長(写真上)。商品ラインアップ(下) (写真:高先 禧徳、以下同)

 9月上旬、大手百貨店の伊勢丹はこの紅茶を100g換算で1万円を超える値段で発売する。インドやスリランカなどの有名な産地でも100g3000円がいいところ。「琉球紅茶~月夜のかほり」の名でデビューを飾る。

 沖縄県中部のうるま市に本社を置く同社の取り組みをきっかけに、今沖縄が紅茶産地として注目されつつある。国内だけではない。香港の大手百貨店や中国の紅茶バイヤーからは「いつなら在庫があるのか」と問い合わせが相次ぐ。

 欧州で紅茶通の間に広がりつつある「ニューフロンティアティー」ブームも追い風だ。ニューフロンティアティーはウガンダやジンバブエといった変わった産地の紅茶のこと。商品で差別化を図りたい紅茶のバイヤーは新たな産地を探して世界を巡っている。

 なぜ沖縄なのか。うるま市は北緯26度に位置し、紅茶産地で知られるインドのアッサム地方と同じで、気候に恵まれている。だが、それだけではない。秘密は土にある。

痩せた赤土が最適

 2年前、スリランカ人の紅茶のブレンダーが沖縄ティーファクトリーの茶畑を訪れた。世界中の産地を歩いてきただけに、土壌を吟味するだけで収穫される茶葉の品質を見抜く目を持つ。

 当時、茶畑には石のようになった硬い赤土が広がっていた。スリランカ人は地面を堀り、そっと穴に手を入れた。地下まで土壌が乾燥していることを確かめると内田社長に告げた。「水も栄養も少ない土壌。沖縄は世界有数の産地になるかもしれない」。

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