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ビデオカメラが「1万円」

国内外で価格破壊、ネット対応製品も存在感

  • 瀧本 大輔

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2009年9月22日(火)

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 大容量メモリーカードとセットで1万円――。そんな低価格ビデオカメラが、テレビの通信販売番組などで人気を集めている。画質はDVDと同程度で光学ズーム機能はない。決して高性能ではないが、手軽にムービーを撮影できる安価なビデオカメラとして支持された。

エグゼモードの低価格ビデオカメラ「DV230」
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 このビデオカメラを発売したエグゼモード(東京都千代田区)の藤岡淳一社長は、「数千台も売れば利益が出る商品が、1年で計6万5000台も売れた」と話す。通販だけでなく景品としても人気で、一時は生産が追いつかないほどの売れ行きだったという。

 同社は今年4月、4980円の激安ビデオカメラも発売した。さらに画質は劣るものの、その価格ゆえ、幼い子供に持たせて自由に撮影させる用途で購入する消費者も少なくない。

ハイビジョンでも1万円台

 ここまで低価格な製品が出回るようになったのは、基幹部品である撮像素子やメモリーの安価な汎用品が流通するようになったうえ、台湾や中国のEMS(電子機器の受託製造サービス)メーカーでも容易に作れるようになったからだ。今やDVD画質なら1万円以下、ハイビジョン画質でも1万円台後半の製品が、ディスカウントストアや通販で出回るようになった。

 ビデオカメラといえば大手電機メーカーの高画質・高性能な製品が主流で、販売価格は10万円前後が中心だった。高価格だが、手ぶれ補正の性能や画質の美しさ、光学ズームの倍率、動く被写体の追従性能などでは群を抜く。運動会や結婚式といった大切な思い出を記録する道具として、「一家に1台」という需要は変わらずある。

 ところが、ここでも価格競争の波が押し寄せている。今年5月の平均販売価格は7万4500円(調査会社のBCN調べ)。性能や機能の競争が一段落したこともあり、1年前と比べて7900円も下落、2年前より1万円以上も安くなった。それだけ市場が成熟し、メーカーや量販店を価格競争に走らせていると言っていい。デジタルカメラでハイビジョン画質の動画を撮影できるようになった影響も少なくない。

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