閣僚で「期待できる」のは1位が長妻昭厚生労働相(49歳)、2位は前原誠司国土交通相(47歳)。連立与党の党首には厳しい視線が目立つ――。
鳩山由紀夫首相(62歳)率いる民主党の新政権が16日発足した。日経ビジネスオンラインのウェブサイトで9月17〜18日に「閣僚期待度ランキング」の緊急アンケートをしたところ、期待度が最も高かったのは長妻氏や前原氏、40代の閣僚たちだった。
調査は日経ビジネスオンラインの読者を対象に、9月17日午前0時から、18日午前11時まで実施した。有効回答数は3312人。
改革への期待大きく

まず、鳩山政権全体への期待度について聞いたところ、「期待できる」「どちらかと言えば期待できる」との回答が合わせて58.7%だった。報道各社の世論調査で内閣支持率が軒並み70%を超えたのに比べると、政策の実現などへの期待度は、支持率ほどは高くないことが分かる。
続いて17人の閣僚について、それぞれ「期待できる」「期待できない」のどちらかを選んでもらった。
1位は長妻厚労相。総回答数のうち「期待できる」との回答数の割合である「期待度」は72.1%に達した。同氏は「ミスター年金」として知名度が高い。医師不足の解消、雇用対策など国民の関心が高い厚労行政の改革への期待も反映しているようだ。
こんな期待度1位の同氏に拒絶反応を示す厚労官僚は多い。だが、いざ大臣になると「少なくとも、長妻氏に国会で質問されて困ることはなくなった。後は長妻氏についていくしかない」と割り切った官僚もいる。
第2位は期待度が71.3%の前原国交相。自民党政権で「バラマキ」の象徴とも言える公共事業の見直しや、ガソリン税などの暫定税率廃止といった施策を期待する声が多いようだ。
3位以下は岡田克也外相(56歳)、原口一博総務相(50歳)、菅直人副総理兼国家戦略担当相(62歳)、藤井裕久財務相(77歳)と続き、政権全体への期待度を上回ったのはここまで。
逆に、最も低かったのは北沢俊美防衛相(71歳)。党副代表などの経験者だが、知名度が高くなく、指導力や政策手腕は未知数というところだろう。
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