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新幹線輸出に3つの関門

トップ不在の外交、ガラパゴス化、資金リスク

  • 瀧本 大輔

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2009年9月28日(月)

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 総延長3万km超にも及ぶ世界各地の高速鉄道計画に、日本の新幹線技術を売り込む動きが活発になっている。

 現在その最右翼とされているのがブラジル。リオデジャネイロやサンパウロなどを時速300kmで結ぶ全長500kmの高速鉄道を、約1兆7000億円かけて2014年までに建設する計画だ。その一大プロジェクトの入札条件の公示が、今年10月に迫っ ている。

鉄道関係者が“ブラジル参り”

 豊富な資源や食糧の輸出などで急成長するブラジルにとって、広大な国土を結ぶ交通インフラの整備は大きな課題。サッカーのワールドカップがブラジルで開催される2014年までに、何とか開通を間に合わせたいとの思惑も働く。ブラジル政府にとって高速鉄道は、急速な成長を世界にアピールする絶好のチャンスでもある。

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 新幹線技術を海外に売り込みたい日本メーカーにとって、日系人が多く関係が深いブラジルでの高速鉄道計画は、2007年に開通した台湾新幹線に続く、大きなビジネスチャンスだ。ここ1年、国土交通省の幹部や日本メーカーの取りまとめ役となる三井物産の担当者など、日本の鉄道関係者がひっきりなしに“ブラジル参り”を続けている。まさに官民挙げた売り込みがピークに達していると言っていい。

 「新幹線は安全性が高いうえ、車両が軽くてエネルギー効率が高い。トンネルが小さくて済むので山が多いブラジルに適している」。今年6月にブラジルの首都ブラジリアで開かれたセミナーで、国交省の佐伯洋審議官(当時)は、こう言ってブラジルの政府関係者らに新幹線技術の優位性を訴えた。

 新幹線の優位性をアピールする際に日本陣営が強く意識しているのは、「ビッグ3」の存在だ。ビッグ3とは、仏アルストム、独シーメンス、欧州に鉄道事業の拠点を持つカナダのボンバルディアの3社である。

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