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【株価が語る】 ファナック 中国、自動車依存を脱せるか

  • 瀧本 大輔

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2009年10月26日(月)

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高収益企業の代表格として知られるファナック。その期待の高さに反して、ここ半年の株価の上値は重い。コスト削減に加え、工場の自動化投資を取り込めるか。

 ファナックの株価は、今年5月7日に年初来高値の8300円をつけたものの、それ以降は上値が重く、最近は7500円前後で推移している。この株価は、昨年9月のリーマンショック直前の水準。多くの機械メーカーがリーマンショック後の需要急減で業績が悪化し、株価が低迷しているのと比べると、ファナックの健闘ぶりが目立つ。

中国で内需拡大の恩恵

ファナックの株価と日経平均株価の推移

 ファナックの2009年3月期の連結決算は、売上高が前期比17.1%減の3882億7100万円で、営業利益は同29.1%減の1344億4900万円。売上高営業利益率は同5.9ポイント減だったが、依然34.6%という高水準だ。

 今期の第1四半期は、営業利益が前年同期比86.8%減だが、それでも約62億円の黒字を確保している。野村証券金融経済研究所アナリストの齋藤克史・企業調査二部長は、「四半期ベースで赤字に転落するとの予測もあったが、アジア地域での売り上げ増が貢献して黒字を保った」と指摘する。

 追い風となったのは、中国政府の内需拡大策だ。自動車や家電製品が売れ、工作機械の需要も伸びた。ファナックは、売上高に占めるアジア地域の比率が約4割。主力製品である工作機械向けNC(数値制御)装置のアジアでのシェアが約5割と高いことから、内需拡大の恩恵を存分に受け、日米欧での需要激減の影響を抑えることができた。

 中国では現地の工作機械メーカーの存在感が増しており、NC装置を供給しているファナックにとっては中国の内需が何よりの追い風になった。しかも中国の工作機械のNC化率は約2割と見られ、まだ成長の余地がある。

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