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家族団欒に花咲かす地球儀

2009年11月6日(金)

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 家族が集まるリビングルーム。中央に鎮座するのはテレビと地球儀--。そんな光景が広がる家庭がじわじわ増えている。主役はエポック社が2009年7月に発売した「TV地球儀」だ。

 地球儀の本体と自宅のテレビをケーブルでつなぎ、付属のペンで地球儀をタッチする。テレビ画面にはタッチした国の特徴や首都、世界遺産などの情報が画像とともに映し出される。

大人の知的好奇心もくすぐる

 地球儀というと子供の教材とのイメージが強いが、この商品は、本体下に内蔵されている引き出し式キーボードを使えば、収録されている情報をキーワードで検索することもできる。ニュースに登場した国の位置や基本情報などを確認する簡単な事典としても利用可能だ。

 また、「子供は『欲しいかどうか』を直感的に判断するが、大人は『金額に見合うクオリティーか』をシビアに見極めたうえで購入を検討する」(エポック社ゲーム・トイ事業部マネージャー武藤明氏)。そこで、地球儀本体には子供に人気の昆虫や太古の恐竜の情報を図鑑として盛り込む一方で、世界遺産情報なども搭載し大人の知的好奇心をくすぐる商品に仕上げた。

 地図情報のほか、世界の国当てクイズなども含めて合計14のモードを搭載。3万6750円と地球儀の中では高額ながら、発売当初から店頭でのデモ販売に力を入れた結果、「発売当初は売り上げ予想の約2倍の売れ行き」を見せた。年間売上数は約3万個を見込む。

地球儀本体と自宅のテレビをつなぎ、地球儀をペンタッチすると、その場所の情報が画面上に現れる。世界遺産や昆虫情報なども搭載
画像のクリックで拡大表示

新学習指導要領が購入を後押し

 音声ガイド付きの地球儀は、2007年に学研トイズ(2008年に解散)やタカラトミーが一時的に発売していた。だが、球体の製造を中国の企業に委託したところ、発売後に台湾が台湾島と表記されていたことなどから、販売中止に追い込まれた経緯がある。

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「家族団欒に花咲かす地球儀」の著者

瀬戸 久美子

瀬戸 久美子(せと・くみこ)

日経WOMAN編集部

旧・日経ホーム出版社(現日経BP社)に入社後、日経WOMAN、日経TRENDY、日経ビジネス編集を経て2013年4月より現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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