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ハイブリッドで狙う世界首位

  • 瀧本 大輔

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2009年11月11日(水)

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建機大手のコマツが通期の業績見通しを下方修正した。だが、短期的な業績の悪化には一喜一憂していない。ハイブリッド建機を新興国に拡販、アジア制覇を狙う。

 「予想より日米欧での販売が落ち込んだのが誤算だった」。中間決算発表に臨んだコマツの野路國夫社長の口調は、思いのほか淡々としていた。

 コマツの2009年9月中間期の連結売上高は、前年同期比46.7%減の6459億円。営業利益は同87.6%減の197億円に大幅に落ち込んだ。通期売上高は当初予想より1000億円下回り、前年同期比29.3%減の1兆4300億円になる見通しだ。

下方修正もアジアは好調

 リーマンショック後に建設機械の需要は激減した。だが、それは先進国に限ってのこと。コマツは中国やアジア、中南米などの新興国市場では、逆に売上高を上方修正した。野路社長が売り上げ減に動じる気配を見せなかったのは、このためだ。

 際立つのは中国市場の復調ぶりである。内陸部の都市化やインフラ整備に総額4兆元(約52兆円)が投じられ、建機の需要は旺盛だ。「中国の売り上げは前年比2倍以上のペースで伸びており、需要回復は鮮明」と、藤塚主夫・執行役員経営企画室長は期待する。

コマツのハイブリッド建機
コマツが中国市場に本格投入するハイブリッド建機

 この需要を取り込む“武器”として、コマツが今年8月に中国市場に本格投入したのが、ディーゼルエンジンと電気モーターを搭載したハイブリッド油圧ショベルだ。エンジンで発電してモーターを動かし、旋回の減速エネルギーも電気に変えて再利用する。価格は従来機の約1.5倍の1700万円前後と見られる。燃料削減効果が平均25%見込めるので、5年で差額を取り戻せる。

 このハイブリッド建機をコマツは中国でさらに拡販する。10月から中国で現地生産を開始し、モーターなどの基幹部品を生産する湘南工場(神奈川県平塚市)の生産能力を増強した。

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