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三菱自、電気自動車で“客寄せ”

2009年12月3日(木)

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低燃費車が少ない三菱自の国内販売が健闘している。前年比の伸び率ではトヨタや日産を超え、ホンダに迫る。電気自動車の試乗会など地道な集客努力が下支えする。

 人気のハイブリッド車や目玉となる新型車がなく、エコカー減税(環境対応車普及促進税制)の対象となる低燃費のガソリン車も少ない三菱自動車。そんな“三重苦”のような不利な状況で、三菱自の国内販売が健闘している。

 三菱自の軽自動車を除く登録車の販売台数は、8月に前年同月比で23%増となって以来、増加が続く。10月も約30%増で、ホンダと僅差の2位。トヨタ自動車と日産自動車を引き離した。昨年の同時期に低迷が著しかった影響もあるが、販売の主力となるクルマの品揃えはほとんど変化していない。

 なぜ販売が上向いているのか。

 まず今年7月末から個人向けに予約販売を始めた電気自動車の「アイ・ミーブ」を“客寄せ”に活用していることがある。全国の販社に70台配備して、各店舗で試乗会を実施している。

アイ・ミーブの試乗会を900回

 アイ・ミーブの試乗会は4カ月で延べ900回に達した。新聞の折り込みチラシなどで告知すると、通常より来店客が20~50%増加するという。こうして来店した客に、他の三菱自のクルマも薦めて、成約を伸ばしている。

 「まず販売店に足に運んでもらわないことには何も始まらない。見てもらい、乗ってもらえれば三菱のクルマの良さを理解してくれる人がいる。これまで当社のクルマを検討対象から外していた人をつかまえている」(三菱自で国内販売を担当する相川哲郎常務)

 新規顧客だけでなく、三菱自のクルマを既に保有する人にも来店を促している。政府の新車買い替え補助金が25万円支給される対象となる13年超の保有者が、三菱自には多い。1990年代半ばまでは今よりも国内シェアが高かったからだ。その遺産を活用して、はがきや電話などで来店を勧めるローラー作戦を展開する。

 もっとも来客が増えても、お得感を訴えられるエコカー減税の対象となるクルマが少なければ、販売は難しい。

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「三菱自、電気自動車で“客寄せ”」の著者

山崎 良兵

山崎 良兵(やまざき・りょうへい)

日経ビジネス記者

日経ビジネス編集部、ニューヨーク支局、日本経済新聞証券部を経て、2013年1月から日経ビジネス編集部。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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