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【隠れた世界企業】どら焼きが運ぶ米子の夢

丸京製菓(鳥取県米子市・和菓子メーカー)

2009年12月18日(金)

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「どら焼きを米子の名物に」を合言葉に躍進する和菓子メーカー。米国市場を足がかりに、世界15カ国以上に販売網を広げた。稼いだ外貨で地元鳥取の地域活性化にも取り組む。

 ♪どら どら 大好き どらやきー
 あんことケーキがベストマッチ
 どら どら 大好き どらやきー
 和菓子の人気 ナンバーワン♪

 「大好き!どらやき」と題したテンポのいい音楽に合わせて、子供たちが公園で踊る。歌とダンスを使ったどら焼きのPRに力を入れるユニークな和菓子業者が今、世界15カ国以上で人気を集めている。

 丸京製菓は、鳥取県米子市にある和菓子メーカーだ。品揃えは、どら焼きをはじめ栗饅頭、もみじ饅頭、最中や生菓子など全部で30商品群。餡を使った和菓子を得意とする。

海外売上高は15%にも

 年間約1億3000万個のどら焼きを生産し、2008年にはどら焼き焼成機メーカーを通じた食品各社の生産状況調査などを受けて「世界一の生産量を誇るどら焼き屋」を宣言した。そんな丸京製菓は、積極的な海外展開でも知られる。販売エリアは米国から中国、韓国、台湾、オーストラリア、欧州と幅広い。海外における売り上げは全体の15%を占める。2015年には売上高100億円を目指し、海外比率を20%に引き上げる計画だ。今でこそ飛ぶ鳥を落とす勢いだが、ここまでの道のりは決して平坦ではなかった。

「4月4日はどらやきの日」。ユニークな活動を通じて地域活性化を目指す鷲見浩生社長 (写真:伊達 悦二)

 丸京製菓がどら焼きの販売を開始したのは1989年のこと。当時、丸京製菓では主に焼き饅頭の製造を手がけていたが、売り上げは頭打ち状態。新たな市場開拓につながる餡菓子は何かと考えた時、頭に浮かんだのが大福、団子、どら焼きの3つだった。

 「大福は苺大福で若年層にも人気がある。団子は子供受けがいい。どら焼きはドラえもんの好物として親近感がある。これら“和菓子御三家”なら、新たな需要が見込める」(丸京製菓社長の鷲見浩生氏)と考え、検討の結果、焼き菓子の技術を生かせるどら焼きの製造に踏み切った。

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「【隠れた世界企業】どら焼きが運ぶ米子の夢」の著者

瀬戸 久美子

瀬戸 久美子(せと・くみこ)

日経WOMAN編集部

旧・日経ホーム出版社(現日経BP社)に入社後、日経WOMAN、日経TRENDY、日経ビジネス編集を経て2013年4月より現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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