「時事深層」

エコレンタカー快走中

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2009年12月28日(月)

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 「エコカー減税」や200万円前後のハイブリッドカーが相次いで登場したことを受けて、急速に身近な存在となったエコカー。新規購入や買い替えを検討している人も多いだろう。

 ブーム到来とともに「購入する前に試乗したい」「乗り心地や燃費をチェックしたい」との声も高まっている。そのニーズに応え、好評を博しているのがニッポンレンタカーサービスのエコカー専用プラン「エコクラス」だ。

 2008年3月にプランを新設して以来、「一度乗ってみたかった」「エコカーを指定できてうれしい」と人気は上々。加えて、2009年3月末以降は高速道路料金が上限1000円になる「ETC(自動料金収受システム)割引」(土日祝日のみ・都市部を除く)によりクルマで出かける人が急増中。「特に都市部のレンタカー利用者数は2ケタ近い伸びを見せている。こんなにお客さんがどこにいたのかというぐらい増えた」と、ニッポンレンタカーサービス広報室の佐藤裕二氏はホクホク顔だ。

ニッポンレンタカーサービスでは、ハイブリッド車専用のレンタルサービスで新たな需要を開拓する

 これを市場規模拡大のチャンスと捉え、ニッポンレンタカーサービスは2009年8月末段階で2008年1月時の10倍に当たる1500台のハイブリッドカーを全国に配備した。

 料金は、「インサイト」をレンタルした場合、通常期の一般・標準コース利用で24時間9975円(「プリウス」「シビックハイブリッド」の場合は1万 500円)。通常期のレンタカープランでは、「フィット」や「ヴィッツ」が一般・標準コース利用で24時間7875円、「カローラ」などの1500ccクラスのクルマが9450円なので、一見割高のように思える。だが、低燃費ゆえ、走行距離によっては従来のクルマをレンタルするよりガソリン代が安くつく。 ETC割引を使って遠出したい人にとっては、ガソリン代を含めたトータル費用が安上がりになる可能性が高い点も、幅広く支持される理由の1つだ。

 ニーズは一般ドライバーのみにとどまらない。エコクラスは平日の法人需要の開拓にもつながっている。

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著者プロフィール

瀬戸 久美子(せと・くみこ)

日経ビジネス記者。日経ホーム出版社に入社後、『日経TRENDY』(家電の実験に追われる)、『日経WOMAN』(働く女子のホンネを聞き続ける)を経て、日経BP社との合併を機に『日経ビジネス』へ。特技は女子の内なる悩みや不安を聞き、共感できる誌面に仕上げること(経済誌にどう生かせばいいのか未だ模索中)、裁縫。趣味は読書、歌うこと、ラグビー&箱根駅伝観戦



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