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中国で広がる部品不足の恐怖

2010年1月8日(金)

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中国のエレクトロニクス関連工場で電子部品不足が顕在化。最終製品の受注増に部品供給が追いつかなくなっている。中小メーカーは資金繰り悪化と注文キャンセルに怯える。

広東省にある日系メーカー
広東省にある日系メーカーの工場では、部品不足による生産計画への影響が広がっている

 世界最大の工場集積地、中国広東省。数多くの日系メーカーが工場を構えるこの地で、ほんの3カ月前には想像すらできなかった、ある懸念が急拡大している。深刻な電子部品不足だ。

 東莞市に工場を持つ日系精密機器メーカーの現地法人社長は「ある電子部品が足りないために生産計画が狂っている。ようやく受注が戻ってきたのに部品がボトルネックとなるとは…」と話す。10月初旬の中国の大型連休以降、このメーカーと同じような悩みを抱える企業が増えている。

受注急回復で供給追いつかず

 当初は一時的な問題かと思われたが、年末年始商戦向けの生産がピークを過ぎた12月に入っても異常事態が続く。大容量コンデンサーなど提供できる電子部品メーカーが限られ、代替が難しい製品ほど深刻な状況にある。

 背景にあるのは、予想を超える需要回復とそれによる電子部品メーカーの供給不足だ。ある大手日系電子部品メーカーの営業担当者は「一部部品では需要の3~4割程度しか納入できない。どんなに頼まれても、モノがないので手の打ちようがない」と打ち明ける。

 日系の大手電子部品メーカーは2008年末から2009年初めにかけ、大規模な生産能力削減を断行した。しかしそれも束の間、4月以降に部品需要が急回復。日本の「エコポイント」制度など各国の景気刺激策や中国需要の拡大で、液晶テレビや通信機器、パソコンなどの生産数量が伸びたためだ。

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「中国で広がる部品不足の恐怖」の著者

熊野 信一郎

熊野 信一郎(くまの・しんいちろう)

日経ビジネス記者

1998年日経BP社入社。日経ビジネス編集部に配属され製造業や流通業などを担当。2007年より日経ビジネス香港支局に異動、アジアや中国に関連する企画を手がける。2011年11月に東京の編集部に戻る。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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