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民主党政権は「幸之助の志」の延長

原口一博・総務大臣が語る「私の丁稚奉公時代」

2010年1月12日(火)

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 塾や大学、ビジネススクールなどと銘打った企業内研修を行う企業が増えている。目指すは、現在の閉塞を打破して再び成長するための変革を担う人材の育成だ。ところが、思うような人材がなかなか育たない。

 そうした現状を受けて、「日経ビジネス」では2010年1月11日号で特集「志士型リーダー元年 『社内の龍馬』はこう作れ」を掲載。明治維新の原動力となった幕末の志士のような人材を輩出するための条件を探った。

 実例の1つとして取り上げたのが、政界をはじめ各界に人材を供給してきた「松下政経塾」。松下電器産業(現パナソニック)の創業者、松下幸之助氏が、晩年の1979年に70億円の私財を投じて創設した財団法人である。

 このコラムでは、特集の連動企画として、松下政経塾におけるリーダー育成の要諦を、卒業生や現役塾生へのインタビューを通して明らかにしていく。

 初回は、鳩山由紀夫政権で、「地域主権」改革などの重要な政策を担う総務省の原口一博大臣。1983年に入塾した4期生の原口大臣は、松下政経塾の人材育成の特色を語るとともに、幸之助氏と直接対話した思い出を披露する。

(構成は中野目純一 日経ビジネス記者)

 私が松下政経塾で授かった一番のものは、「志」ですね。

 松下政経塾は、単に知識を教える教育機関ではなく、リーダーを養成するトレーニング機関でもありません。

 創設者で「塾主」と呼ばれる松下幸之助さんは、国家経営を学び、日本に本当の意味での繁栄や幸福をもたらす方策や、21世紀の新たな理念を考え出して実行することのできる人材の育成を目指された。

人材育成の基本にあった3つの観点

原口 一博(はらぐち・かずひろ)氏
1959年佐賀県佐賀市生まれ。83年東京大学文学部心理学科卒業、松下政経塾入塾。87年佐賀県議会議員初当選。96年衆議院議員初当選。2009年9月から現職
(写真:陶山 勉、以下同)
画像のクリックで拡大表示

 こうした考え方に基づく松下政経塾の人材育成の観点は3つあったと、私は思います。

 第1の観点は、「現地現場」です。これは、塾の研修方針の1つとして掲げられています。真実は現場にある。問題の核心となる現場に積極的に身を置き、当事者となって、何が問題の本質なのかを探る。そして解決への道筋を見いだしていくことを指しています。

 私は1983年に入塾した4期生ですが、入ってまず、松下電器産業の製品を販売する特約店のナショナルショップに派遣され、ナショナルブランドの製品の販売を手がけました。1カ月300万円のノルマを与えられたので、大変でしたね。

 松下電器の社員でもないのに、なぜそんなことをしなければならないのか。もちろん理由がありました。

 「経営はまず現場」とよく言われますが、それは国家の経営でも一緒。現場に根差さない政策はあり得ない。現場に当事者として身を置き、現場を起点にして物事を考える。すなわち、現地現場の重要性を理解するために、特約店に派遣されたわけです。

 次の2番目の観点は、「人を生かす」ことです。人間に対する深い信頼と愛情、あるいは人間の存在そのものに対する洞察、世界観からくる人を生かす経営を学ぶ。これが、松下政経塾における教育の2番目の大きな特徴です。

 この間のことです。中国の鄧小平氏と幸之助さんが会談した際の記録を公開してもらって見る機会がありました。それを読むと、幸之助さんは鄧氏と会ってすぐにウイン・ウインの関係を築いている。

コメント11件コメント/レビュー

以下のことを原口さんに申し上げたい: マニフェストには書かなかった外国人参政権を国会に提案するのが民主党である,との指摘は既にあるが,これに加えて次の点も指摘しておきたい.1.山岡国会対策委員長は,外国人からの得票で選挙に勝つために外国人参政権を推進することを明言している!2.地方参政権をなぜ国会で決めるのか? 地方のことは地方で決めるか,その意見を求めるべきではないのか?3.言わずもがなのことであるが,国民の声を聞いた上で,提案しているとはとても思えない.私は,原口さんを大変良識のある志ある方だと思っていたが,あなたはこんな民主党を恥ずかしいとは思わないのですか? ナショナルの販売店は生き残るためにポルノを売った.民主党は選挙に勝つために日本を外国人に売り渡すのですか?(2010/01/15)

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「民主党政権は「幸之助の志」の延長」の著者

中野目 純一

中野目 純一(なかのめ・じゅんいち)

日経ビジネス副編集長

2012年4月から日経ビジネス副編集長。マネジメント分野を担当し、国内外の経営者、クリステンセン、ポーター、プラハラードら経営学の泰斗のインタビューを多数手がける。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

以下のことを原口さんに申し上げたい: マニフェストには書かなかった外国人参政権を国会に提案するのが民主党である,との指摘は既にあるが,これに加えて次の点も指摘しておきたい.1.山岡国会対策委員長は,外国人からの得票で選挙に勝つために外国人参政権を推進することを明言している!2.地方参政権をなぜ国会で決めるのか? 地方のことは地方で決めるか,その意見を求めるべきではないのか?3.言わずもがなのことであるが,国民の声を聞いた上で,提案しているとはとても思えない.私は,原口さんを大変良識のある志ある方だと思っていたが,あなたはこんな民主党を恥ずかしいとは思わないのですか? ナショナルの販売店は生き残るためにポルノを売った.民主党は選挙に勝つために日本を外国人に売り渡すのですか?(2010/01/15)

松下政経塾で新しい政治を想像することを学ばれたそうで、大変貴重な経験だったと思います。幸之助氏の将来の日本を憂える見識は今の日本にとっても必要なことと実感しました。いかしこのグローバル化した世界で日本国と国民はどう生きたらいいのかは難しい問題でしょう。民主党がその方向性を示せたらいろいろ問題はあるとしても長期政権になる資格ができると考えます。このところのメディアは民主党の揚げ足取りに終始しているように思いますが、その中で珍しい記事でした。(2010/01/12)

民主党が行おうとしている「売国奴」な行い、すなわちマニフェストではおくびにも出さずに、ひとたび政権を握ったならば外国人に地方参政権を与える。肝心なマニフェストはなおざり。このような行いが「幸之助氏の志」の延長であるかの様な発言に幸之助氏が喜ぶとは思えませんな。「孫子の兵法」を生んだ民族ですぞ。その一説に他国を侵略する時相手の結束が強い時は内部分裂を画策し、弱いところを突く。相手に対して難癖を付け反応を見る、弱点を見つけてそこを突く。」今の民主党はその相手のレールの上に自ら乗っかっている、北朝鮮にさらわれた日本人の奪還のことは行動すら起こさない。ブルーリボンバッチをスーツにこれ見よがしに付けてるだけでは救出など不可能。(2010/01/12)

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