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「何も教えない」伝統は変わってない

現役塾生たちが語る「塾の今」(後編)

2010年1月18日(月)

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 「確固とした志を作りたい」。4人の現役塾生はいずれも、こうした思いを抱いて松下政経塾の門を叩いた。

 その目に、松下政経塾のリーダー育成はどのように映っているのか。彼らの口から語られたのは、「自修自得」という研修方針を貫いている塾の姿だった。

 塾生たちはその本質をしっかりと把握し、それぞれのやり方で「指導者」になることを目指している。

(構成は中野目純一 日経ビジネス記者)

前編から読む)

 ── 入塾する前から持っていたイメージと実際の姿に、ギャップを感じたことはありますか。

 石井 私の場合、入塾する前にイメージを持てなかったというのが正直なところですね。

 もちろん、パンフレットには何回も目を通しましたし、塾の設立趣意書も熟読しました。ですが、そこから具体的に浮かんでくるものはあまりなかった。

 ただ、明確だったこともあります。入塾を志願するきっかけとなった「素志研修プログラム」での体験です。「こうしたものが核になるのだろう」と、漠然と思いました。

どんなことからも学べると思えるようになった

剣道の稽古の後に、胴着を着たまま清掃を行う石井真人氏(左)。奥に見えるのは、松下幸之助氏の銅像(写真:陶山 勉)
画像のクリックで拡大表示

 石井 私がいる基礎課程では、幸之助さんの理念を学びます。これを「塾主研究」といいます。そこで特にためになったと思うのは、塾訓にある「自修自得」と、五誓にある「万事研修」です。どんなことも研修だという意味ですね。

 カリキュラムにはいろいろなものがありますが、どんなものにも何か得られることがある。そう思って、意外とカリキュラムに振り回されていない自分がいます。ですから、ギャップを感じたことはありません。

 丹下 入塾前に自分なりのイメージを持てなかったのは、石井さんと一緒ですね。だた、入ってみると、「まだまだ力が備わっていない」「ここを直さなければならない」というように、自分と向き合う時間が、研修に追われて忙しい毎日の中でも、非常に多い。

「自修自得」の姿勢を磨く場が塾なんだと実感

 丹下 我々30期生もこの4月で2年目に入ります。自修自得という研修方針の下、自ら研修を組み立てて、アウトプットを出していくことが求められる。果たして、そうしたことが自分にできるのか、不安があるのは否めません。

 そうした不安を抱えながら、どうやって自分をコントロールするか。いかに自分自身と向き合って納得のいく答えを出していくか。まさに自修自得の姿勢を磨いていく場。それが松下政経塾なんだと実感しています。

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「「何も教えない」伝統は変わってない」の著者

中野目 純一

中野目 純一(なかのめ・じゅんいち)

日経ビジネス副編集長

2012年4月から日経ビジネス副編集長。マネジメント分野を担当し、国内外の経営者、クリステンセン、ポーター、プラハラードら経営学の泰斗のインタビューを多数手がける。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官