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自動車や家電で採用進む

バイオプラスチック(帝人、東レ、NEC)

2010年1月27日(水)

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自動車や家電などで植物を原料としたプラスチックの採用が広がっている。植物の循環によって、温暖化ガスを増やさないと見なす点が評価された。帝人は耐久性を大幅に高めた素材を開発し、2011年には量産開始する予定だ。

 植物を原料にしたプラスチックが身の回りにあふれてきた。

 自動車やパソコン、携帯電話、体重計など。従来は環境イメージをアピールするために使われてきたものの、今や珍しい製品ではない。既存のプラスチックと比べても、使い勝手で支障がなくなってきたことが用途拡大の背景にある。

「カーボンニュートラル」を重視

 バイオプラスチックにもいくつかの種類がある。こうした工業製品に使われる代表的な素材はポリ乳酸だ。ポリ乳酸はトウモロコシやサトウキビなどに含まれる糖分やでんぷんを発酵させて乳酸を作り、それを化学的に結合させることで完成する。

 ポリ乳酸は植物を原料とするため加水分解しやすく、生ごみと一緒に捨てても土壌で分解される。このため、当初はゴミを増やさないという特性が注目されていた。だが昨今、注目されている特徴が、CO2(二酸化炭素)を増やさないカーボンニュートラルの物質という点だ。

 ポリ乳酸は、廃棄される際に焼却処理でCO2が排出されても、CO2の増と見なされない。製品の原料に使われた植物が既に大気中からCO2を吸収しているためだ。

植物の循環で再び製品に生まれ変わる
代表的なバイオプラスチックであるポリ乳酸は、植物から取り出したでんぷんを発酵させ、それを化学的に結合して作られる。製品を焼却処理する際に発生するCO2は原料となる食物が吸収するため、全体の排出量は増やさないと見なされる
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「自動車や家電で採用進む」の著者

大西 孝弘

大西 孝弘(おおにし・たかひろ)

日経ビジネス記者

1976年横浜市生まれ。「日経エコロジー」「日経ビジネス」で自動車など製造業、ゴミ、資源、エネルギー関連を取材。2011年から日本経済新聞証券部で化学と通信業界を担当。2016年10月から現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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