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長寿命のカギは熱対策

LED電球(シャープ、パナソニック、東芝ライテック)

  • 瀧本 大輔

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2010年2月5日(金)

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低消費電力であることが注目され、急速に普及し始めたLED電球。メーカーの悩みの種は、LEDが発生する熱が製品寿命に影響を及ぼすことだ。さらなる明るさ追求のために、各社とも放熱効率の向上に腐心している。

 家電量販店やホームセンターの店頭で存在感を示し始めたLED(発光ダイオード)電球。単価が4000円前後と高額にもかかわらず、昨年後半から売れ行きが加速している。

 きっかけは、昨年8月に家電大手のシャープが参入したことだ。以前は単価が1万円前後だったLED電球だが、シャープは約4000円の製品を投入した。これが「シャープショック」と言われるほど業界に波紋を呼び、各社が価格を一気に引き下げた。

 急速に普及するLED電球の大手は、シャープとパナソニック、東芝ライテックの3社である。新規参入のシャープを除けば、白熱電球からノウハウを蓄積してきた古参メーカーだ。「この3社でLED電球の市場シェアの約9割を占めている」と、調査会社ジーエフケーマーケティングサービスジャパンの山形雄策アナリストは説明する。

電気代は白熱電球の約8分の1

 LED電球の最大の特徴は、白熱電球や蛍光灯と比べて電力消費量が少なく、電気代が安く済むこと。大手メーカー各社の試算によると、1日当たり5時間半の連続点灯で、白熱電球の電気代は年間2300円を超える。LED電球なら約300円で済むという。

 寿命が約4万時間と長いのも特徴だ。1日に10時間使っても10年以上もつ。LED電球の寿命が、照明機器本体の買い替えサイクルより長いことすらあるだろう。加えて紫外線を出さないので虫が寄りつかず、樹脂の劣化や紙の色変化を起こさない利点もある。

 いいとこずくめに聞こえるが、メーカー共通の大きな課題がある。それはLEDから発生する熱の処理だ。

 電球は電気のすべてを光に変えるわけではなく、その多くが熱になってしまう。LED電球は、エネルギー変換効率が白熱電球の6倍程度と優れているが、それでも熱を発する。この熱がLEDや周囲の樹脂を劣化させ、性能や寿命に影響してしまうのだ。

 白熱電球の表面温度は最高で200度近くに達するが、エネルギー利用効率が高いLED電球でも70度前後になる。このため、発生した熱を効率よく外部に逃がすことが、LED電球の優先課題になっている。

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