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実用化する「曲がる」

高機能電子ペーパー(ブリヂストン、富士通フロンテック、リコー)

  • 中島 募

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2010年2月18日(木)

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米アップルの「iPad(アイパッド)」参戦で、電子ブック市場が盛り上がっている。市場の拡大とともに、端末の表示技術でも熱い戦いが始まっている。外光のみで表示する電子ペーパーは、カラー化に加え曲がる機能の量産化にメドをつけた。

 米アップルが3月に世界で発売する「iPad(アイパッド)」の目玉の1つが「電子書籍」。電子書籍端末は米アマゾン・ドット・コムの「キンドル」の投入が火つけ役となり、2008年に100万台だった端末の販売台数は、2009年には300万台を突破。2010年はさらに倍増する見通しだ。

 アイパッドの投入で競争が激化する電子書籍市場は、同時に端末に搭載される表示技術でも熱い戦いが繰り広げられている。脚光を浴びているのが、キンドルにも搭載されている「電子ペーパー」と呼ばれる表示技術だ。

 紙と同じように外光のみで表示する技術で、書籍のほか棚札や広告などへの用途拡大も見込まれている。2009年の時点で4億3100万ドル(約389億円)の市場規模が、2018年には96億ドル(約8669億円)に膨らむ予測もある。

 現在市販されている電子ペーパーの端末はキンドルを含め、その多くが米国のイー・インクが開発した電子ペーパーを採用している。同社は凸版印刷などと組んで、市場の黎明期から電子ペーパーの開発に取り組んできた。現在、そのシェアは9割を超える。

 ただしイー・インクが開発した電子書籍端末向けの電子ペーパーは、今のところ白黒表示のタイプしか製品化されていない。先行するイー・インクのシェアを奪うべく、カラーなど新型電子ペーパーの開発競争が激化している。

世界初の「曲がる」はブリヂストン

 国内勢では、ブリヂストンが「曲がるカラー電子ペーパー」の量産技術で先行する。同社は2009年7月から棚札用の電子ペーパーの販売を始めている。この技術を改良して、同年10月に電子ペーパーや電子回路基板などの構成部品をすべて柔軟で変形可能にした世界初の「オールフレキシブル電子ペーパー端末」を発表した。サンプル出荷を2010年内にも始め、2011年には量産化する計画だ。

 新型端末の画面サイズは10.7インチ、画素数は1280×320。4096色を表示できる。重量も246gと軽く、厚さは5.8mmと電子ペーパー端末としては世界最薄という。磁場の変化で専用ペンの位置を特定する「電磁誘導式」のタッチパネルも内蔵している。

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