「時事深層」

ホワイトデーに甘いお返し

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2010年3月5日(金)

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 今年の「バレンタインデー」と「ホワイトデー」は日曜日。いつもなら職場の女性から「義理」でもらえたチョコレートも、今年は1つもなかった…と寂しい気分になったサラリーマンは多いかもしれない。

 「義理も人情もない」と嘆いてみても始まらない。「ホワイトデー」で女性に人情を伝えれば、雰囲気が和むかもしれない。お返しとして人気のあるいまどきの「スイーツ」事情を探ってみた。

 「今年のホワイトデーは週末なので、父親と子供が、母親に感謝の気持ちを込めてスイーツを贈るのもいいと思います」と話すのは高島屋の古沢美樹・ギフト・サービスプランニング担当係長。恋人へのプレゼントならやや高価なアクセサリーも一推しだが、家族で楽しむならやはりスイーツが定番だろう。

高島屋の通販で一番人気。小分けできる

 高島屋は今年、アクセサリーから洋菓子まで、春に旬となる「いちご」をテーマにホワイトデーの商品を揃えている。中でも洋菓子で売れ筋になると見るのはプレジィール(愛知県蟹江町)が展開する「グラマシーニューヨーク」のストロベリーチーズケーキ(写真右)。5個入りで1050円だ。3月1日から高島屋の東京・日本橋、新宿、横浜、玉川、大阪、京都、名古屋の各店で販売する。

 クリームチーズやカマンベールチーズを使い、いちごの味覚と香りが甘く、幸せな感覚をもたらしてくれるというこのケーキ。売れ筋と期待されるのは、インターネット販売での売れ行きが上々だからだ。

ネットで人気の商品を

 高島屋が昨年、ホワイトデーの期間にネット販売した商品ではトップの売上点数で、その数は2位の商品の8倍以上だった。

 同社がこの期間にネット販売する商品のうち人気の上位50点ぐらいはスイーツで、この商品は小分けにできることも人気の一因という。ならば3月12日に予想される職場の「義理返し」にも合いそう。最近は「大人の女性でも『おしゃれ』よりも『かわいい』が好まれる」(古沢氏)とのことで、高島屋はいちごをふんだんに使ったケーキなども人気が出ると見る。

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著者プロフィール

加藤 修平(かとう・しゅうへい)

日経ビジネス記者。日本経済新聞社に入社後、大阪経済部、東京産業部、東京経済部を経て2009年4月より日経ビジネス記者。



このコラムについて

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日経ビジネス “ここさえ読めば毎週のニュースの本質がわかる”―ニュース連動の解説記事。日経ビジネス編集部が、景気、業界再編の動きから最新マーケティング動向やヒット商品まで幅広くウォッチ。

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