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VWも日産も「先生は鈴木修」

2010年3月16日(火)

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新興国需要と低燃費志向で、小型車市場の争奪戦が過熱。独フォルクスワーゲンはスズキに頼り、日産は戦略車を発売。100万円を切る低価格車から高級車まで「小型」が成長軸に。

 「(派手なイベントに呼ばれて)大変です。儲かっている会社は違いますね」

国際自動車ショー前夜、VWイベントにて
独VWのヴィンターコーン社長(中央)とスズキの鈴木会長

 スズキの鈴木修会長兼社長は、独フォルクスワーゲン(VW)からの歓待ぶりを、苦笑しながらそう表現した。3月初めにスイスのジュネーブで開かれた国際自動車ショーでのことである。

 スズキは昨年12月、VWとの資本提携を発表している。ショーの前夜に開かれたVWのイベントでは、独アウディなどグループ各社の新車紹介に先立ち、鈴木会長がステージに招かれた。

 VWのマルティン・ヴィンターコーン社長とフェルディナント・ピエヒ監査役会会長が、繰り返し小型車に強いスズキの技術力と収益力を賛美。ショーの初日も、ヴィンターコーン社長が2時間近くも、鈴木会長にぴたりと寄り添い、関係者を引っ切りなしに紹介しながらVW傘下の各ブランドの発表会を渡り歩いた。

新興国開拓のお手本

 金融危機後の自動車業界では、中国やインドの新興国需要を取り込み、低価格でも利益を生む小型車をどう作るかが、重要な経営課題となっている。その意味で、VWにとって、スズキは欠かせない存在だ。スズキはインドで5割以上のシェアを誇り、車種によっては日本円で30万円台という低価格の小型車作りで定評がある。そのノウハウを取り込みたいのである。

 鈴木会長はVWグループの幹部が見守る中でのスピーチで、「VWは立派な先生」と謙遜してみせた。だが、新興国向けの小型車作りでは、むしろスズキが手本になり得る。両社は、VWがスズキの車台(プラットホーム)を使いインド向け小型車を開発することも議論しているという。

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「VWも日産も「先生は鈴木修」」の著者

大竹 剛

大竹 剛(おおたけ・つよし)

日経ビジネス記者

2008年9月から2014年3月までロンドン支局特派員。2014年4月から東京に戻り、流通・サービス業を中心に取材中

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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