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90分でメタボを退治

2010年3月25日(木)

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 春とともに到来する定期健康診断の季節。この時期、運動不足というだけで「メタボリック(内臓脂肪)症候群」というレッテルを張られ、気が滅入ってしまう会社員も少なくない。

 そんなビジネスパーソンを狙ったスポーツクラブの新プランが、密かな人気を集めている。

多忙な20~30代がターゲット

 「ライトプラン」「90分プラン」などと呼ばれ、料金が割安な代わりに、1回の利用時間を90分程度と限定している。昨年から大手のスポーツクラブが相次いで投入を始めた。

 「エグザス」ブランドでスポーツクラブを展開する大手のコナミスポーツ&ライフは、昨年秋から「エグザスLite」を開始。東京・大阪など都市部を中心に展開する東急スポーツオアシスは、昨年11月から「トライ90分会員」を東京・新宿と青山の2店舗で提供している。料金は通常のプランに比べて 3割から5割程度安い。多忙な20~30代の会社員の利用を想定している。

 人気は上々だ。例えば、東急スポーツオアシスでは、トライ90分会員の投入によって、新宿、青山店の会員獲得数が、昨年11月から今年1月の3カ月間に対前年で約1.5倍以上に増えた。「顧客の反応の良さには正直驚いている。忙しくてスケジュールの読めない若い世代に、うまくフィットしたのではないか」と、東急スポーツオアシスの片岡康幸・業務推進部マネージャーは言う。同社では今後、埼玉県などでトライ90分会員の対応店舗を拡大していく計画だ。

 景気停滞で、消費者の財布が締まる中にあって、スポーツクラブ各社も新規会員の獲得には苦心している。このため、各社の担当者は、入会の敷居を下げ、集客力アップを図る切り札として90分プランに期待する。

多忙な中でも体調管理に気を使うビジネスパーソンは増加中だ(写真は東急スポーツオアシスの施設)

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「90分でメタボを退治」の著者

蛯谷敏

蛯谷敏(えびたに・さとし)

日経ビジネス記者

日経コミュニケーション編集を経て、2006年から日経ビジネス記者。2012年9月から2014年3月まで日経ビジネスDigital編集長。2014年4月よりロンドン支局長。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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